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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

漢字,熟語の構成
 今回も漢字についてです。
 漢字能力検定協会のサイトにある問題例から転載しました。


(四) 漢字検定には,次のような熟語の構成を答えさせるのが,あります。

熟語の構成のしかたには,次のようなものがある。

ア 同じような意味の漢字を重ねたもの (岩石)
イ 反対または対応の意味を表す字を重ねたもの (高低)
ウ 上の字が下の字を修飾しているもの (洋画)
エ 下の字が上の字の目的語・補語になっているもの (着席)
オ 主語と述語の関係にあるもの(国立)

 次の熟語はどれにあたるか,記号マークせよ。

1,油脂 2,感涙 3,繁栄 4,到達 5,抜群 
6,公営 7,是非 8,越冬 9,独占 10,優劣

 こういうのは,漢字一つひとつの意味が分からないと解けません。

 生徒が習いに来たときは,この字の訓読みは何? と問います。

 油脂 だと,油は「あぶら」,脂も「あぶら」 すると,同じような意味の漢字だと分かりますね。

 前回は,漢字の基本語義(コア)について書きましたが,訓読みは基本語義だと思ってたぶん間違いないでしょう。訓読みとコアがダブルことになります。

 往復 は,ぼくらがとてもよく使う熟語です。

 いまPCで「いく」を打つと「往く」と出てきますが,旺文社の小学漢字新辞典には,
「往」には,音読みの「オウ」しかありません。訓読みはありません。意味は「歩いて行く」です。

 「復」も音読みだけで「フク」です。意味は「行った道を重ねて帰ってくる」です。

 だから,往復で,歩いて行って,その道を帰ってくる,という意味になります。

 「往」と「復」は反対の意味を表す字が重なって出来た熟語ということです。それが分かるには,漢字の意味が分からなければならない,ということは理解してもらえたと思います。

 だから,ぼくは漢字の練習には,その後の基本語義を学ぶことをどうしても入れなければいけないと思います。

 ついでに,いま塾では
 清風堂書店 岸本裕史監修/桝谷雄三編集の「漢字習熟プリント」{小学1~6年生(全6巻)、手書き、B4判、税込価格/各1,365円(本体価格1,300円+税)}



 を使っています。とてもいいプリントです。熟語,短文をそれで利用しています。ただ,熟語の意味がないのです。熟語は漢字検定にある熟語の構成に従っています。それが分かるようなちょっとした意味を付け加えてくれればと思います。

 例えば
 「往復」:「行って,その道を帰ってくる」 のように。



国語
「セルフ塾のブログ」の記事をまとめて、キンドルで出版しました。


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