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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

月は,おきあがりこぼし
 月の自転周期と公転周期は同じ約29.5日です。だから,月は地球に対していつも同じ面を向けているのですね。
 それは,今中学3年の理科で学びます。もちろんぼくも知っていました。

 では,なぜか。
知らなかったです。どちらかと言えば,月ができたときにその速度などが決まり,自転周期と公転周期がなんらかの原因で一致したのだろうな,と思っていました。

 さて,きのうテレビ「クローズアップ現代」を観ました。
 6月25日(木)放送“かぐや”が解き明かした月の素顔


 月探査機「かぐや」によっていろいろなことが分かったそうです。そして,月が均一でなく,重心が偏っていることも話していました。
ぼくらがいつも見ている表面(おもて)の方に重心があるのです。そこに密度の高い物質があるのでしょう。

 スタジオゲスト : 渡部 潤一さん (国立天文台 准教授)が話していたことに,はっとしました。

 「月は,おきあがりこぼしのようなもの」と話していたのです。

 「おきあがりこぼし」は,みなさんごぞんじですね。

 おきあがり‐こぼし【起(き)上(が)り小▽法師】
達磨(だるま)の形などに作った人形の底におもりをつけ、倒れてもすぐに起き上がるようにしたおもちゃ。不倒翁(ふとうおう)。おきゃがりこぼし。[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]

 おきあがりこぼしは,重心が下にあります。だから,倒れても地球の引力によって,底の方が強く引かれるのです。だから,底を下にして,また立ち上がるのですね。

 月も同じです。月の表面(おもて)に重心があります。月の表面が底になっている「おきあがりこぼし」になっているのです。

 おもて面の方が重いものですから,地球の引力によって表面が強く引かれます。だから表面がいつも地球に向いているのです。

 ぼくは今まで,中学生に,月の自転と公転の周期は同じだ。だから月は地球に同じ面だけを見せているのだ,と教えていました。ぼくもそう理解していたからです。

 今後は,月の重心は偏っている。表面(おもてめん)の方に重心はある。だからそこのところが地球に引力に強く引き寄せられる。だからいつも同じ顔を見せるんだ。そのようにして公転しているから,自転の周期も同じになるんだ,月は「おきあがりこぼし」だ,と教えなければいけないな,と思っています。
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