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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

セミリンガルでもたくましく生きる
 卒業生のお母さんMさんが昨日,塾を訪れました。
 英語中1の教材が欲しいとのこと。里親をしていて,里子が中1になので,その子にさせるためだそうです。

 Mさんには4人の子がいます。2番目の子Cくんと,3番目の子T子さんは,保育園をしていたときに預かっていました。そして4番目の子Kくんは,中学生のときにセルフ塾に入りました。

「Cくんはどうしていますか?」
「いま,東京で働いています。
 最初に勤めていたところは,言葉は壁になってやめてしましました。
 いまは,言葉はそれほど必要としないで,自分でやることができるので,がんばっているようです」

 Mさんの子は4人とも,普通の小学校に通っていません。アメリカンスクールに通っていました。Mさんは夫婦とも特に英語ができる,というわけではありません。本当に普通の教育熱心は日本人です。
 また,クリスチャンです。ぼくの英会話のN先生がやっている教会に通っていました。

 子どもたちがバイリンガルになってくれればと思ってのことです。普通のお母さんがたも同じように考えているのでしょうが,その願いが少し強く,また実行することもできたのです。沖縄は基地の島なので,アメリカンスクールもあります。他府県については知りませんが。

 一番下のKくんは,途中で地元の学校に変わり,そして塾に来ました。学年を下げての転校だったようです。

 さて,とまどいながらも,思い切って,Mさんに尋ねてみました。

「少し,訊きにくいことですが,いいでしょうか
最近,読んだ本に『セミリンガル』というのがありましたが,ご存じですか」

「いいえ,知りません」

「バイリンガルは,2カ国語に通じている人ですね。それに対して,2カ国語とも中途半端な人をセミリンガルと言うそうです。
 海外に勤務する人がいますね。そのときに子どももいっしょに連れていきます。そして,お母さん方はバイリンガルになることを望むのですが,日本語も英語も中途半端になってしまう子が多いのだそうです」

 セミリンガルについては,
市川力著「英語を子どもに教えるな」

「私の子どもたちもセミリンガルですね。日本語も英語も中途半端です。
 でも,Y(長男)とT子は,アメリカンスクールに通わせたことを私に感謝しています。言葉に関しては苦労しているようですが,日本の学校では学べないようなことを学んだそうです。
 Yはいま喫茶店をやっています。
 T子も自分のペース。オーストラリアやドイツに行ったりして自分のやりたいことをやっています。二人ともたくましいです。」

 メモをとりながら話していたわけではないので,細かい点では間違いがあるかもしれませんが,内容としては上のようでした。

「そうですか。それはよかったです。言葉だけではないですからね。人生のレールは1本ではないですから。それぞれが自分の道を歩めばいいのです。思い切って尋ねて,よかったです」

 人生なにが幸いするか分かりません。セミリンガルで苦労することもあるでしょうが,その苦労がこやしになって,成長することもあります。
 Mさんにも言いましたが,人生は1本のレールではありません。この道だけが正しいとは言えません。それぞれが自分の人生をいいように変えていくのでしょう。
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