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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

英語のcomeと,沖縄大和口「来る」
 ウチナーヤマトゥグチ(沖縄大和口)のことについて書いていたら,
 mixiに一くんが「来る」のこと書いてくれました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1214436968&owner_id=2592095
 沖縄では,「来る」を標準語の「来る」と少しちがうように使います。

 相手のところに「行く」ことを「来る」と言うのです。もともとの沖縄方言「チューン」(「来る」という意味)にそういった意味があったのでしょうね。

 だから,電話で話していて「今,来るからね」などと言う表現をよく聞きます。

 さて,英語のcome 。「来る」と訳しますね。

 「エクスプレスEゲイト英和辞典」からです。

 come のコアを「視点のあるところに移動する」として,

 その2番目の意味,用法として次のように書いています。

 

(相手のところに)行く
(例)
 May I come to your office tomorrow morning?
明朝あなたのオフィスに伺っていいですか。

 " Billy,supper's ready" 「ビリー,夕食ができたわよ」
 "I'm coming, Mom." 「今行くよ。母さん」


 どうですか。英語のcomeの用法は,沖縄大和口の「来る」とそっくりではないですか。

 沖縄大和口の「来る」もcome も視点が相手のところにあるのです。
「あなたのところに移動する」という意味でも使うのです。

 「お母さん,ぼくは今お母さんのところに移動するよ」
 を沖縄大和口では,「今,来るよ」,英語では" I'm coming." になるのです。それが日本語では,「ぼくは今行くよ」ということになります。

 標準語の「来る」はあくまでも視点が自分にあるのですね。
 だから「お母さん,ぼくは今お母さんのところに移動するよ」は,「来る」は使わずに「行く」を使うのです。

 さあ,そう考えると,標準語の「来る」より,沖縄大和口の「来る」の方がいいと思うのです。ぼくは。
 ぼくは決して英語信奉者ではありません。英語だからいいということではないです。

 相手の立場に立って話をするというのが好きなのです。
 相手の立場に立って考えると,近づいて来るのですから,「来る」の方がいいのではないのかなあ,と思うのです。

 標準語の「来る」は
 

空間的に離れているものが自分のいる方・所へ向かって動く。また、近づく。
 [ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]


 です。
 あくまでも「自分の方・所」です。だから,沖縄大和口の「来る」は間違えた使い方ではあります。

 それでも,自分中心ではなく,相手の立場に立った表現を好ましく思うのですね。
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| | 2009/07/04/Sat 14:52[EDIT]
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