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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

中学最初のテストのジレンマ
 中学1年生,最初のテストに関して,少々ジレンマを感じることがあります。

 1年生最初のテストで力のわりにかなりいい点数,席次をとる子がいるのです。塾の生徒がいい点数をとり,席次がいいというのは喜ぶべきことです。でも,素直に喜べないところがあります。

 この子の実力ではないなあ,と思うのです。

 なぜ,いい成績をあげるのか。考えてみました。

 中学1年,最初のテスト。塾に通っていない生徒にとっては何をどのように勉強すればいいのか,よく分からないのです。これまで経験したことがないのですから。

 それに対して塾では,ぼくら(一般的に塾の先生)は,テストのことに通じています。だから,何をどのように勉強すればいいのかよく分かっています。

 それで,定期テスト前になると,これをしなさい,あれをしなさい,といろいろ指示します。生徒は言われた通りに勉強に励みます。

 そこで,塾に通っている子と通っていない子の差が出てくるのです。

 それでも,成績がいいのはいいではないか,という声が聞こえそうです。

 でも,単純にそうは言えないのです。

 親は,それがその子の力だと思うのです。そして,それが出発点。塾に通っているのだからその後はそれ以上の成績をあげてくれるだろう,伸びていくだろうと思うのです。

 塾に通っていない子も2学期,3学期とテストを重ねると,何をどう勉強すればいいのかだんだん分かってきます。
 そういう意味では,塾の子と差が少なくなってきます。

 すると,最初にいい成績をあげた生徒の成績はだんだん下がってくるのです。

 ぼくらに言わせれば,塾に通っているからこそ,その成績を保っているのです。でも,親は最初のテストからだんだん下がってくるように見える。塾に通わせても無駄だ,と思うようになるのですね。

 そういうことで辞めていった子も実際にいます。親は自分の子どもの力が分かりません。それはある意味でしかたのないことです。ぼくらは多くの生徒を見ているからこそ,この子のこの成績は力以上だなあと感じますが,それを親に求めるのは難しいです。

 そのことを親に伝えるべきか。伝えるべきでしょうね。たぶん。
 でも,いい成績で喜んでいるお母さんに,これは嘘ですよ,というようなことはなかなか言えません。何とか言うように努めるのは努めるのですが,どうしても奥歯に物がはさまった言い方しかぼくにはできません。

 ただ,子どもの力というのは,ぼくらにも分からないことがあります。
 最初のテストでこれは出来すぎだなあ,と思っていた子が,その成績を維持しながらさらに伸びていくことがあるのです。子どもの力を決めつけるのは絶対にいけないなあと思います。だれがどのように伸びるか,分からないのです。
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