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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

紙とはさみで,代入を教える
 数学が大の苦手であるK子さんが,習いにきました。中学3年生,高校受験勉強です。

 二次方程式
 (x+3)²=7 の解き方が分からないとのことです。

ぼく「x+3にAを代入しなさい」

K子「代入? 代入って何だった?」

 代入は1年,2年でもならっていますし,少し前にこのような二次方程式の解き方は一応やっているので,やったばかりです。すぐに忘れるようです。

ぼく「x+3の代わりにAを入れるんだよ」

K子「???」
 なかなか鉛筆が動きません。

ぼく「x+3をとって,Aを書けばいいんだよ」

K子「???」
 しばらくして,「こんな?」

 見ると, A+x=7

ぼく「x+3をとってからなのに,なぜまだxがあるの? x+3=A だよ。(ノートに x+3=A と書く) だから,x+3とAを交換するんだよ」

K子「???。じゃこんな?」

 3A=7 

 困ってしまいました。どうしようか。大声を出したい気持ちを抑えて考えました。

 そして,
 紙に 少し大きめに (x+3)²=7  と A を書きました。そして,
 それをはさみで切り離します。
 (x+3)²=7 の紙片は,K子さんに与えました。そして,ぼくが A の紙片を持っています。

「いいか。(ノートに書いたA=x+3をぐるぐる囲みながら),A=x+3だよ。」

 はさみをK子に渡して,こういいました。
 「ぼくがK子に”A”をあげるよ。交換して」

 今度は,ちゃんと x+3 を切り離して,ぼくに渡すことができました。
「そう,それで交換できたね。さっきx+3があったところに,Aを置きなさい。」

「そう,そう。それをノートに写しなさい」

 ノートに (A)²=7 がやっとできあがりました。

 その後もスムーズにできたわけではありません。±を思い出させるのに時間がかかりませいた。それでも,何とか解を導くことができました。

 K子さんのように数学が大の苦手な子を教えていると,ぼくのスキルは向上するように感じます。そういう意味では,K子さんはぼくを鍛えるきびしい先生ですね。
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