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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

「僕らは星のかけら」を中学生に話す
 「僕らは星のかけら」は、内容が深いわりには、とても分かりやすく書かれています。でも、原子がどのようにできたのかという、内容が内容だけに難しい。でも、おもしろかった。

 ぼくが中学生に話をするとしたら次のようになるだろうと思います。分かりやすいことを心がけるので、細かいところは間違えているかもしれませんが、ご容赦ください。

 原子にはいろいろあるね。その中の水素とヘリウムといった軽い原子はビッグバンのときにできたんだよ。

(「ビッグバンって何?」という質問が来そうです。子どもたちもビッグバンという言葉は知っていますが、内容はよく知りません。でも、「それについてはまたの機会に話すよ」と横に置いておきます。)

 酸素、炭素、鉄などの重い原子は星が死ぬときに生まれたんだ。
 太陽のような星が死ぬときには、爆発するんだ。爆発するから、すごい光を出して、とてもとても熱くなる。熱くなるから、重い原子ができるんだ。

 すごい光を出すから、そのときその星はとても明るく輝く。空を見上げると昼でもその星が見えるらしい。まあそれくらい明るく輝く。だから、そのときの星を「超新星(ちょうしんせい)」と言うんだ。
 重い原子は超新星によって作られる。

 さて、地球には多くの原子があるだろう。水素、酸素、炭素、鉄、金、銀。そしてぼくらの体は炭素、水素などでできている。有機物というのは、炭素を含むものというのは習ってね。

 太陽も炭素や鉄を含んでいる。そして、太陽や地球ができるときには、最初からそういう重い物質も含んでいたことが分かっている。
 太陽の年齢は約50億年と考えられているが、太陽ができる前に、別の星が生まれ、そして死んで重い原子を作った。それをつかって太陽ができたということになる。

 ぼくらの体も、星が死ぬときにつくった原子を使ってできているんだよ。

 P415~P416を引用します。

 重要なのは、銀河形成以前の世代に属する星の存在自体が、天の川銀河がビッグバンの無垢の物質からつくり出されたのではないことを示していることだ。天の川銀河が生まれるずっと前、銀河がーつもなかった頃に、原初の物質が加工されて重い元素になり、宇宙に吐き出された。したがって、天の川銀河が小さなガスの雲の結合によって形成されたにせよ、自らの重力に屈して収縮した大きい雲から形成されたにせよ、天の川銀河には、ほぼ間違いなく、最初から重い元素がいくらか含まれていたのである。

 太陽が形成されたときに、その重い元素の一部が太陽系に取り込まれたことは十分にあり得る。

 私たちの身体を構成する重い元素の大部分は、間違いなく、天の川銀河で生まれて死んだ初期世代の星でつくられたものだが、その重い元素の一部は、私たちの銀河系が生まれるはるか前、時の始まりそのものに近い頃、銀河形成以前の世代の星でつくられた可能性がある。



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