mixi「セルフラーニング」にトピック「フレネ教育を語りあう」を立ち上げました。
「フレネ教育」について、語り合いましょう。
この「セルフラーニング」のコミュに、「フレネ教育」という用語が何度か出てきました。
ぼくの知らない用語でした。
少しだけ勉強してみました。
岩狭蔵之助著「子どもをのばす自由教室―新しい教育をめざして (講談社現代新書)」を読んだのです。
子どもをのばす自由教室―新しい教育をめざして (講談社現代新書 (681))
でも、まだまだよく分かりません。奥が深いです。それでも、ここで語り合えば分かってくるかもしれないと思い、始めることにしました。走りながら考えようというものです。
よく知っている方もいらっしゃるようですから、いろいろ教えていただきたいです。
さて、切り口として、最近のぼくの経験を書きます。
ぼくの飲み友Yさんの息子Mくん。もう3人の父親です。30歳前でしょうか。Yさんは、居酒屋をしています。
Mくんは、小学生のときに、セルフ塾にいました。とてもいい子ではあるのですが、勉強はまったくだめでした。漢字の覚えも悪く、算数もできませんでした。1年ほどでやめました。高校は中退したと聞いています。
Yさんのやっている居酒屋で、これまでもよくあい、簡単なあいさつはしていました。Yさんから、Mくんがオートバイに夢中で、分解したり、組み立てたり、そして、レースに出場したりしているという話は聞いていました。
先日、彼とゆっくり話す機会がありました。
「オートバイのレースはまだやっているの?」と水を向けると、目を輝かせて話し始めました。
オートバイは大好きで、オートバイについてなら何でも知っているという感じです。そして分からないことがあってもオートバイのことなら、勉強もしたようです。エンジンが動く原理なども、よく分かっているとのこと。物理の勉強もしたことになりますね。
いまは、自分でレースに出ることはせずに子どもにさせているとのこと。子どもレースというのもあるようです。
子どももオートバイが大好きで、それについてはよく勉強もするようです。オートバイを通して、子どもの教育をしているそうです。
オートバイとどういう関係にあるのかは分からないのですが、
「Yojiさん、円周率というのは、どうやって求めるの?」という質問が出ました。
「円周率を求める式はないと思うよ。」と言って、内接、外接多角形を利用して求める話をすると、目を輝かせて聞いていました。
オートバイに関連することなら、何でも知ろうという姿勢を感じました。
さて、フレネ教育に戻ります。
フレネ教育は、子どもの関心、興味から出発する、というもののようです。子ども中心です。
Mくんのように、関心のあることなら学ぶ意欲はとても起こります。それを中心に学習するという教育です。
「サドベリー・バレー校について語りましょう 」
というトピックで、以前、意見交換をしました。
子ども中心ということでは、フレネとサドベリーは同じです。
ただ、サドベリーは、自由放任な感じを受けました。それに対して、フレネは教師がもっと教育に入っています。それについては後で本からの引用を交えて書きます。きょうのところはここまでで、何かご意見があったら、書き込んでください。
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