「脳と心の地形図」に次のような部分がありました。
母国語を話せなくなって,第二言語は話せるっておもしろいですね。
これだけの記述しかないので,物足りないです。
例えば,日本語と英語のバイリンガルの場合,どちらが母語かはっきりしないと思います。どちらも母語のように話せるから2つの母語でしょう。そう言った場合,ちがう部分で処理されるのでしょうか。
また,日本語を母語としている子が小学低学年でアメリカに渡る。そういった場合,けっこうきれいな英語を話せるようになると思います。これも第二言語のような脳になるのでしょうか。
前に,「英語は逆から学べ!」批判
を書きました。その中で,著者の苫米地 英人氏は,彼の方法だと脳の別の部位に英語脳ができるというようなことを書いていますが,そうでなくても第二言語は母語とちがう部位にできるのですね。
外国語
赤ん坊はどんな言葉でも話せる可能性を持っている。だがひとつの言語にしか接していないと、選択服はすぐに狭まっていく。音を聞きわけるのに必要な神経経路は、早い時期に刺激しないとすぐに萎縮するからだ。おとなになってから外国語を学んた人は、正しい発音で話すことができない。たとえば日本人が英語の「L」と「R」をに別できないのは、日本語でそういう音を聞く機会がないからである。逆に日本語にも、英語圏の人間にとって発音しづらい音素がある。
母語と第二言語では、言語野のなかで処理される部分がちがう。だから脳の一部が内出血して、母国語を話す能力を失っても、成人してから身につけた言葉ならしゃべれるという事態が起こるのである。
母国語を話せなくなって,第二言語は話せるっておもしろいですね。
これだけの記述しかないので,物足りないです。
例えば,日本語と英語のバイリンガルの場合,どちらが母語かはっきりしないと思います。どちらも母語のように話せるから2つの母語でしょう。そう言った場合,ちがう部分で処理されるのでしょうか。
また,日本語を母語としている子が小学低学年でアメリカに渡る。そういった場合,けっこうきれいな英語を話せるようになると思います。これも第二言語のような脳になるのでしょうか。
前に,「英語は逆から学べ!」批判
を書きました。その中で,著者の苫米地 英人氏は,彼の方法だと脳の別の部位に英語脳ができるというようなことを書いていますが,そうでなくても第二言語は母語とちがう部位にできるのですね。
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