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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

文字式で分からなければ,数字に代えて
 50円切手と100円切手をあわせて10枚買います。全部で800円でした。切手を何枚ずつ買いましたか?

 という問題。方程式に慣れている人にとっては,とても簡単な問題です。
50円切手をx枚,100円切手をy枚とする,

x+y=10
50x+100y=800

 という式を立てて,解けばいいのです。

 しかし,慣れていない生徒にとっては,何をどうすればいいのか,まったく分からないようです。

 そういう子が習いに来たときには,ぼくは次のように言います。

 「では,50円切手を3枚,100円切手を7枚買ったとする。合計でいくらになる? 式を作りなさい。」

 この問題は,ほとんどの生徒が簡単に解けます。
文字が数字になったとたんにとても簡単な問題になるのです。

 50×3+100×7 ですね。
そこで,50円切手をx枚,100円切手をy枚とするのだから,3の代わりにx,7の代わりにyを入れればいいんだよ,ということで理解してくれます。

 問題が分かりにくいときは,自分で適当な数で考えてみたらいいんだよ,とアドバイスを付け加えます。

 文字と数字の間にはとてもおおきなギャップがあるのです。

 さて,
 いま,「よくわかる相対性理論の基本(図と数式で解く理論の基礎)」を読んでいます。



 よく分からないです。なぜ分かりにくいのか,いろいろあるでしょう。
相対性原理そのものが難しいというのが一番でしょう。

 ぼくは,文字式でぐいぐい押していくのが分かりにくくしている原因のひとつだと思います。分からない人の身になっていないのです。

 文字式に慣れている人にとっては,文字式は便利なものです。しかし,慣れていないものにとっては,イメージができないので分かりにくいものなのです。

 文字式は,便利です。速さをvとする,とした場合,速さが50km/h, であろうが,100km/h であろうがかまわないのです。

 しかし,50km/h とする,としたら,では,100km/h の場合はその式成り立つの? ということになります。

 だから文字式で説明を押し進めると一般化できるわけです。

 それでも,文字式は分かりにくいのです。イメージがしにくい。

 この相対性理論の本を読みながら,連立方程式の式を立てることのできない生徒の気持ちがよく分かるような気がします。

 だから,文字式でぐいぐい押していくのではなく,例えばということで,ある数字を用いれば,もっと分かりやすくなります。そうすれば「よくわかる」というのを本の題につけてもいいのではないでしょうか。
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