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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

三単現のsはなぜあるか?
 三単現のsって,めんどうなものです。意味の上ではまったく変わりないのに,三単現のsをぬかすと不正解になる。減点するためのもののよう。

 しかし,使い慣れてくると便利なものなんですね。だから,なくならない。

 実際は,三単現だけでなく,他の場合も主語によっていろいろ述語動詞は変化していたらしいです。

 では,なぜ便利なのか。

 I love Nancyr. は,いいですね。 しかし,
 Nancy loves I. だとおかしい。 どこがおかしいかといえば, 目的語の場合,I は目的格の me にならなければならない。

 だから,正しくは, She loves me. です。

 これ,絶対にmeでなければいけないのか。I では意味が分からないのか。

さて,上の二つの文をもういちど見てみましょう。

  I love Nancyr.
  Nancy loves I.

  Nancy は,そのままの形で,主語にも目的語にもなっています。英語では,語順さえしっかりしていれば,主語か目的語か分かります。

 だから,「私」の場合でも,先頭に来れば主語,述語動詞の後にくれば目的語ということで,
 どちらもIでも実際には判断できるはずなんです。

 しかし,使い慣れてくると I と me があると便利です。すぐに主語か目的語かが,判断できる。

 三単現のsもそのようなものなんじゃないかな。なくても何とかなるけど,あったら,判断材料が増えるので,楽に判断できる。

 日本語の場合,一人称は,私,ぼく,おれ,おいら,あたし など,多彩。それがあると会話でもだれが話しているかすぐ分かる。

 小説で,会話が続く場合,英語の場合適度にだれのせりふなのか書かないといけないらしい。しかし,日本語では永遠に続いても,いろんな手がかりがあるので,だれのセリフかすぐに判断できる。

 まあ,そんなことで三単現のsは残っているのでしょう。


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