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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

ウラシマ効果,竜宮城現象
 相対性理論で,時間が遅れる現象を「ウラシマ効果」といいます。浦島太郎が竜宮城にいたのは数日だったが,地上ではもう何年も経っていたという話が相対性理論と似ているからです。

 ぼくは,「ウラシマ効果」と「竜宮城現象」というのを区別してみてはどうかと思っています。

 浦島太郎というときは,数日過ごして竜宮城から地上にもどってみると,もう何年も過ぎていたというイメージが強いです。
 村はもうすっかり変わっていた。近くで遊んでいた子どもたちに,浦島太郎(自分)のことを訊いてみると,「そういえば,昔昔,そういう若者がいて,亀に乗って海にいったというのをおばあさんから聞いたことがある」と返ってきたとか。

 双子の兄がロケットで飛び立ち,弟が地球に残っている。しばらくして兄が地球に帰ると,弟はすっかり年をとっている。これは浦島太郎によく似ています。

 ただ,このような現象は,一般相対性理論の世界だそうです。

 一般相対性理論の世界は,加速度運動も扱うのですが,
 特殊相対性理論の世界は,等速直線運動までの世界です。

 特殊相対性理論の世界では,運動しているものの時間は遅れるという現象が起こります。しかし,運動しているものから見ると静止しているものは逆に運動しているように見えます。だから,運動しているものにいる観測者から見ると,静止しているものの時間が遅く見えるのです。

 加速度を扱う一般相対性理論でなければ,地球にもどった兄が若かったり,地上にもどった浦島太郎が地上の世界は何年もすぎていたという現象を味わったりすることはないのです。

 それで,考えてみました。

 特殊相対性の世界の現象を「竜宮城現象」と呼びましょう。
 地上から竜宮城を見る。すると,竜宮城の時計はゆっくりゆっくり進んでいる。そういう現象を竜宮城現象と呼ぶことにするのです。
 そして,たぶん竜宮城から地上を見ると,地上の時計はゆっくりゆっくり進んでいることでしょう。

 それに対して,一般相対性理論の世界では,「ウラシマ効果」が起こるのです。
 竜宮城で過ごした浦島太郎の時計はゆっくりゆっくり進んでいたのです。それに対して地上の時計は速かったのです。だから,浦島太郎が戻ったとき,地上はもうすっかり変わっていたのです。昔の恋人はすっかりおばあさんになっていたでしょう。昔話に恋人は出てきませんが。
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