ぼくのやっている,重さの導入のしかたを紹介します。mixi「授業の工夫」に質問があったので,それに答えたぼくのコメントです。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=30037911&comment_count=557&comm_id=380962
まずは,見た目と重さです。
リンゴとイチゴのように見た目でどちらが重いか分かるもので,どちらが重いか判断させます。これは簡単。
つぎは,見た目で同じ大きさのリンゴとカキで,どちらが重いかを判断させます。
これは,見ては分からないね,という結論に。
チョコレートとポップコーンは どちらが重いか。これもどちらが重いか分かりませんね。大きければ重いとはかぎりません。
そこで,てんびんを導入します。重い方が下になることは子どもたちもすぐ理解できます。
それにいろいろのせて,どちらが重いかを判断させます。
次は,天秤とビー玉を使います。いろいろなものがビー玉いくつ分ということで,重さを表すことができることを学びます。
ビー玉いくつ分ということでそのものの重さが分かります。直接比べなくても,カキはビー玉10こ分,リンゴはビー玉9こ分。だからカキが重いのように。
Aさんが,かきの重さをビー玉ではかるとビー玉8個分の重さがありました。Bさんは,ビー玉がなかったので,あめ玉でりんごの重さをはかると9個分の重さでした。
ビー玉ではかった重さとあめ玉ではかった重さは比べることができません。
だから,世界中の人が同じものにおきかえています。
水1・(ミリリットル)の重さを1g(グラム)としているということを教えます。
1・というのは,たて,横,高さが1cmの箱のかさのことだということを確認。
天秤を使って,いろいろなものが1gいくつ分かをみていきます。そして,1gが3つで3gだよ,と教えます。
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