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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

豊かなオンリーワンになるために
 「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」

 大ヒットした歌ですね。ぼくもそう思います。一番になる必要はありません。他人と競争することもありません。自分の個性を生かしたオンリーワンの人生を送ればいいのです。

 ただし、オンリーワンになるのもそう楽なことではありません。

 まず、自分自身をよく知らなければいけません。自分にはどんな能力があるのか、自分は何が好きなのか、それを見つけることが大切です。花は、遺伝子に従って赤くなったり白くなったりすればいいだけです。しかし人間は、赤になるのか白になるのかを自分で決めなければなりません。そのためには、内に目を向け、自分を見つめて、自分探しをしなければいけません。

 社会も知らなければいけません。多くの職種があります。赤や白だけではなく、無数の色があります。その中で自分が何色になるのかを見つけるのです。それが分からないまま、身近な小さな世界の中からオンリーワンを探すと自分のもっている個性、能力を生かせないかもしれません。外にも目をむけなければいけないのです。

 大きな花があります。小さな花があります。また、赤い花、黄色い花、白い花があります。だからオンリーワンなのです。しかし、それらはちがいはありますが、それぞれがちゃんとした花なのです。水を吸収し、栄養をもらい、光をあびて、やっときれいな花になるのです。水がなければ枯れてしまいます。栄養がなければ貧弱な花になります。光がなければ育ちません。

 ぼくらもそうです。「ヒト」はいろいろなことを経験しながら「人間」になるのです。基礎的なことを学ばずに、ただ他人と異なっていればいいというオンリーワンでは魅力はないでしょう。オンリーワンというのは、勉強なんかできなくてもいい、人とちがっていればいいというものではありません。基礎学力はきちんと身につけて、大いに読書をして人間性を豊かにし,その上に個性を咲かせ、自分らしさを発揮するのです。それがオンリーワンなのです。

 大学受験に有利という理由で早めに進路を決めさせる学校があります。また、個性を生かすということで、小学、中学からその子の特異な能力だけを伸ばそうとする親もいます。ぼくはそういうことに反対です。基礎的なことをきちんと学んで、豊かな人間性を育て、その上でオンリーワンを目指してほしいのです。


 今朝の琉球新報「論壇」に掲載された,ぼくの投稿文です。
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