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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

make は 「作り上げる」
 いま,中学3年英語の改訂作業を行っています。

 その中で,makeの訳を検討しています。

 makeの意味は
「作る」です。

 ヤフー辞書からの例文を載せます。

・ make a boat [jelly, a poem, a film, a will]
ボート[ゼリー, 詩, 映画, 遺書]を作る


 これは問題ないです。「作る」でいいですね。

 でも,3年になると別の訳が出てきます。こんなのもあります。

II((変える)) (1) 〈人・物を〉(ある状態に)する
・ make a person happy
人を幸福にする
・ The event made him a hero.
その事件で彼は英雄になった


 です。「・・・を~にする」という訳になります。現在,ぼくのテキストでもそうなっていまう。

 それを学んでいる節では問題ないです。でも,その後何度も練習問題に出てきますが,ほとんど間違えます。なぜか。

 do, play も「する」なので,それを書いてしまうのです。または,間違いを指摘されると,makeはまず思いつかないようで, be動詞が出てきたりします。

 make「作る」と「する」ではイメージがまったく違うからでしょう。

 いま,makeに「する」という日本語を当てはめるのをやめようと考えています。

 makeの基本語義は「

①対象(物・物質)に力や作用を加えることによって別の物を生み出すこと。

②対象(事・事態)に作用が及んで別の事態が生じること。



 です。(図解英語基本語義辞典」より)

makeの意味は?

 ぼくが英和中間語にこだわっているのは,何も生徒に楽に英作をさせるためではありません。

 英語の考え方に早く近づいてもらいたいからです。

 自然な日本語よりも,英語らしい日本語である英和中間語を用いることにより,英語の発想に近づくのではないかと思っているのです。

 makeを「作る」「・・を~にする」と,何かまったく関連のない訳をただ覚えるのではなく,makeの基本語義(コア)をつかむことが大切だと思うのです。

 そのためにmakeの訳にもこだわっています。

 最初は「変える」がいいかな,と思いました。

 小麦粉,バター,イースト菌という材料に,いろいろ作用して,パンというものに「変える」ということがmake,

ある少女に,愛情をかけてあげて,幸せな状態に「変える」というのもmakeです。

 でも,makeはただ「変える」ではないですね。上の図解英語基本語義を読み返して,「生み出す」がベターかなと考えました。

 パンを生み出す

 少女に幸せを生み出す

 次に,「英語語義イメージ辞典」を開きました。

 イメージとして,「作り出す,ある状態になる」とありました。

 makeの意味として「作る」は定着しています。できればそれとの関連した訳がいい。

 「作りあげる」はどうだろうか。

 They made her happy. 「彼らは彼女を幸せに作り上げた」

The event made him a hero.「その事件は彼を英雄に作り上げた」

 もちろん,自然な日本語ではありません。でも,意味は理解できるはずです。その後に「彼らは彼女を幸せにした」「その事件は彼を英雄にした」という訳も添えればいいですね。

 また検討中です。

 「作る」という訳はなくすのではなく並行して使おうと考えています。「ケーキを作る」はそれでいいと思っています。
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