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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

文法用語について
 専門用語ってめんどうですよね。知らない人にすれば,なぜこんな難しい言葉を使うの?っていう感じです。

 でも,知っている人にはとても便利です。

 例えば,心理学では「条件付け」という用語があります。それを知っている人同士が話しをするときには,「このねずみは条件付けによって・・・・」というだけで話しは通じます。

 その用語を知らない人には,どういうものか説明しながら話さないといけません。

 英語の文法用語もそうです。

 文法用語は分からなくても,日本語を英語に訳することができたり,英語を読んで理解すればいいではないか,という意見もあります。

 それに反対ではありません。
 英語を読むことができたり,英語を書くことができればいいのです。

 ネイティブの人の多くは,文法用語を知らないかもしれません。日本人も形容詞や名詞といった用語を知らないでしゃべっています。
 いま中学生に国文法を教えていますが,名詞,形容詞について知らない子がほとんどです。

 でも,中学生以上になってから英語を学ぶ人には文法用語は,便利なんです。

 例えば,動詞にはbe動詞とdo動詞(ぼくは一般動詞をそう呼んでいます)があります。
 be動詞とdo動詞も文法用語です。

 英語の文を作る場合には,それがbe動詞の文なのか,do動詞の文なのかを判断しないといけません。ネイティブの人はそれが無意識にできるのでしょう。

 しかし,これから学ぶ人は意識の中で分類できなければいけません。be動詞とdo動詞という言葉が分からないとその分類の仕方を教えるのもとても面倒です。

 ぼくはよく日本語の文を見て,「これは(英語に直すときに)be動詞になるの?do動詞になるの?」と問います。

 その用語を知らないとするとどのように質問するかな,といま想像してみたのですが,思いつきません。

 名前をつけると覚えやすくなります。
 否定文,疑問文という言葉を理解すれば,そのひとまとまりが整理できます。

 ぼくのテキストでは,英訳をさせる練習問題をさせるのですが,ヒントを出す場合に,文法用語を用いると簡単です。
 
 この文は受動態だよ,というヒントをつけます。すると,それを見て,受動態はどんな意味を持ち,どんな形をしていたのかを生徒は考えるでしょう。考えつかなければ,索引をみます。その用語があるから索引を利用することができるのです。

 というわけで,文法用語というのはめんどうだとは思うのですが,ぼくにとっては便利なのです。

 だからこそ,文法用語にこだわっています。

 現在分詞,過去分詞,現在完了,不定詞
 こういう言葉は名前と実体がかけ離れています。もっといい名前をつけた方がいいのです。それで,ぼくは別の名前をつけました。
 現在分詞→進行分詞,過去分詞→受動分詞,現在完了→現在中心,不定詞→to動原詞 というように。

 ぼくの英語のテキストの目次には文法用語がずらずらと出てきます。
 それを見ると頭がくらくらする人もいるようです。
 分かります。でも,それになじんでもらいたいのです。

 でも,目次に文法用語がずらずらはマイナスイメージですね。何を学ぶのかはっきりさせたいためなのですが,マイナスイメージによって買わない人がいては元も子もありません。どうしたらいいのかな。
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