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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

故事成語と英和中間語
 ぼくは「蛇足」という故事成語を生徒によく使います。

 「これを蛇足というんだよ」と。

 正しい答えを出しておきながら,間違えた約分をして正しくない答えにしたり,同類項でないものをいっしょにして間違えたりといったときです。

 「蛇足」を知っている子はすぐに理解してくれます。

 でも知らない子は「ソレ,何?」

 「蛇足」は,「蛇の足だよ」と言っても,何の説明にもなっていません。

 これは昔の中国で・・・・
 という話しをしてやっと分かってくれます。

 では,そんな面倒な故事成語を使うより,「無駄なもの」のようにすぐに分かる言葉を使えばいいではないか,という意見もあるでしょうが,それでは面白くもありません。

 故事成語を覚えることで,知識が広がり,おもしろさが出てきます。

 さて,英和中間語(英語と日本語の中間の言語,英語を日本語に直訳したような言語)は,故事成語のようなものではないかと思います。

「私は失われた私の財布を持っている」
 と言われて,意味が分かりますか。

 たぶん,なんだこの日本語は?という感じでしょう。

 英語にしてみましょう。「私は持っている」なので I have

 何を持っているかと言えば「失われた私の財布」 lost my purse

だから  I have lost my purse.

現在完了です。この英語を見たら,「財布をなくしてしまった(いまそれを持っていない)」のような日本語を思いつくでしょう。

「私は失われた私の財布を持っている」
から
 「財布をなくしてしまった,いまそれを持っていない」
 まで,距離があります。

 それを埋めるのは知識です。

 「蛇足」と「必要のないもの」という意味の間を埋めるのも知識です。

I have lost my purse.
  ↓↑
「私は失われた私の財布を持っている」
  ↓↑
「財布をなくしてしまった(いまそれを持っていない)」

 という感じで,英和中間語を介することが英語の勉強をしやすくすると思っています。

 現在の指導は

I have lost my purse.
  ↓↑
「私は財布をなくしてしまった(いまそれを持っていない)」

 です。そして,その間を埋めているのは, have + 過去分詞は 現在完了と言って,それには,4つ(または3つ)の意味があり,・・・・

 といった記号的にやる方法です。

 それよりは,いったん英和中間語に直してから英語や日本語に直すといった方が分かりやすいと思っています。

 それをやるにも知識が必要ですが,まだ距離が短いのでいいのではないでしょうか。
    
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