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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

「次の数を分母に根号がない形に直しなさい」
 中学生の学習を見ている人ならわかると思いますが、「分母の有理化」のことをいっているのです。

 今日で期末テスト対策の勉強は終わりです。今日までは教科書準拠の問題集などを解いていました。いまの教科書では、「分母の有理化」という言葉は使わずに、「次の数を分母に根号がない形に直しなさい」と説明的な表現をしているのです。

 言葉がやさしくなるからということで、問題そのものがやさしくなるわけではありません。

 「分母の有理化」という言葉を使いつづけていれば、子どもたちは何をすればいいのか理解してくれます。

 実際、ぼくが作ったテキストでは「分母の有理化」という言葉を用いていますが、子どもたちは何の抵抗もなく問題を解いてくれます。

 子どもの能力を低く見積もって、それに合わせていると、子どもの言語能力も伸びてくれません。

 少しは背伸びをするくらいの感じで、むつかしい言葉を使えば、子どもたちもそれについてきてくれるのです。

 最初は、よく分からずに使っているのでしょうが、使っているうちになじみになり、分かってくれるのです。

 前に読書が苦手な子として Nくんを紹介しました。
まい晩、身なげをするやつは、おまえだろう・・・何がわからないのかわからない
 N君が先日、早退届を提出しました。その理由を見ると、「いとこの結婚式のようなものに行くから」とありました。

 僕はそれを見て、彼に次のように言いました。

 「今日はこれで認めてあげるよ。しかし、この『結婚式のようなもの』というのは何なのか、お母さんにちゃんとを尋ねておいで。」

 そして、
 「このような言葉を生活の中でもきちんと尋ねるようにした方がいいよ」と付け加えました。

 お母さん方も子どもが理解しやすいようにということで、「結婚式のようなもの」という表現をしたのでしょう。

 しかし、わからなくてもいいから、ちゃんとした言葉を使うべきだ思います。

 「結納」のことだったのではないかと思います。「結納」では分からないから「結婚式のようなもの」と表現したのかもしれません。

 小学生の女の子の話していると難しい言葉が出てきます。たぶん親が使っているのでしょう。

 わからなくても、そういう難しい言葉に触れていいることによって、それが理解出来てくるはずです。

 最初からわからないはずだからということで、幼稚な言葉を使っていてはいつまでも語彙力は豊富にならないと思います。
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