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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

中3の教科書を小3の子が読み解いた
 福嶋 隆史著「『本当の国語力』が驚くほど伸びる本」に次のような記述があります。



「3つの力」は、学年の枠組みをも超越するのです。
それは、ある読解問題を小学3年生の子に解いてもらったときのことです。
その子は、ほぼ全問、見事に正解しました。
ところが、あとからよく調べたところ、その読解問題の文章は、中学3年の国語教科書に掲載されている文章と同一のものであることがわかりました。
つまり、中3の教科書を(たとえ一部であれ)小3の子が読み解いたというわけです。
それを知ると、その子はかなり驚いた様子でした。

しかし、私はさほど驚きませんでした。
 私の国語塾には、下は小学1年生から上は高校3年生まで幅広い学年の生徒が通っています。そんななか、小学3年生と中学3年生とでまったく同じ教材を使用していることなど、じつは日常茶飯車なのです。
なぜそんなことが可能なのか、とお思いでしょうか?

それはズバリ、「3つの力」の学習に焦点を絞っているからです。
小学生と中学生とが同じ教材を使用しているのは、小学生の子の学力が高いからでもないし、中学生の子の学力が低いからでもありません。
それは、「3つの力」の使い方に学年の差がないからです。
論理には、学年は関係ないのです。
まさに論理的思考の世界である囲碁や将棋の対局において、年齢が無関係であることと同じです。
 囲碁や将棋の論理がその長い歴史のなかで不変であったように、言語においてもまた、論理というものは永遠不変です。
たとえ日本語の使われ方や言葉の意味内容が、時代の流行とともに変化・変遷していくとしても、論理それ自体は決して変化しません。
だからこそ、論理的思考の学習は、国語力を確実に向上させ、子どもの将来を根本から支えるものであると断言できるのです。




 「進学塾不要論」にも似たようなことが書いてあります。(p30~31)




 小学生ぐらいですと,算数に比べて,国語の能力にはたいへん大きな個人差があります。低学年でも大人の文章を平気で読める子もいれば,高学年になっても低学年の子どもが読むような易しい本すら読めない子もいます。国語力の高い子であれば小学生であっても大学入試の国語の問題で合格点をとれるというのは,けっして珍しいことではありません。



 mixi友だちの123さんとの意見交換の中で,小学生の中に大学入試を解ける子がいたということを知りました。

 ありうることだと思います。

 例えば,中学2年で連立方程式を学びます。するとそれを学んだ子は連立方程式が解けるようになります。それを学んでいない生徒はまず解けません。

 しかし,国語はそうではありません。
 ぼくの塾では読書をさせています。中学生が読みとれない話を小学生が読みとることができるというのをよく目にしています。

 確かに,語彙力などは年齢を重ねることによって増えてきます。また,読解の力も少しずつついてはきます。

 ただ,中学生だからできる,小学生ではできないというものではありません。
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