不定詞の導入は,一般に次のように行われているように思います。
まず,to + 動詞の原形 を「不定詞」という。なぜ,「定まらない(不)ことば(詞)」なのかの説明はない。
そして,不定詞には,「~すること」という意味があり,名詞の役割をする。
また,不定詞には,「~するために」という意味があり,副詞の役割をする。
そして,不定詞には,「~するための」という意味があり,形容詞の役割をする。
不定詞にはこのように,3つの用法があります。そのまま覚えましょう。と言う感じ。もちろん,それぞれの例題を出しながら,ていねいに教えるのでしょうが。
ぼくが言いたいのは,この名詞的用法,副詞的用法,形容詞的用法がばらばらに提示されるということ。それらの関連はまったくないということです。
そして,これまで 前置詞の to は「~へ」「~に」という意味だったのに,ここではその前置詞toとの関連もまったく説明されない,ということです。
とにかく,ばらばらにでいいから覚えましょう,という感じです。
ぼくのように,記憶力が悪く,理屈が好きなものにはついていけないのです。だから,英語がきらいになっていったのでしょう。
(自分の不勉強を棚に上げて,人のせいにしていますね。自分でも分かります。)
ぼくのような理屈の好きなものが英語を教えると,次のようになります。
まずは,これまでに学んだ前置詞 to から出発します。
to は,「目標点」を表す。
I go to school. は「私は行く,目標点は学校」と考えるのですね。
つぎ
I like apples. は「私はりんごが好きです」
I like to sing. は「私は好きです(目標点は)歌う」
つまり,私が好きなのだが,その「好き」が向かう目標点は「歌う」ということ。
「私は,歌うことを目標点に好きであるという感情を持っている」
だから,
I like to sing. は「私は歌うことが好きです」 になる,ということです。
このように,不定詞のtoも前置詞のtoと同じ「目標点」を表すのです。別々に覚える必要はありません。前置詞のtoから派生したものとして不定詞のtoを学べばいいのです。
前置詞のtoでは,その後ろに名詞が来て,不定詞のtoの後ろには動詞が来るという違いはあるが,基本は同じだよ,と。
I want water to drink. は
「私は水が欲しい。その水は何につかうかその目標点は『飲む』」
「私は,飲むことを目標点にした水が欲しい」
だから,「私は飲むための水が欲しい」になる。
I went to school to study.
「私は学校に行った,なぜ行ったのか,その目標点は 勉強する」
「私は,勉強することを目標点にして学校に行った」
だから,「勉強するために学校に行った」となる。
このように,不定詞は, 「~することを目標点に」という一般的な意味になるのです。
不定詞の3つの用法をばらばらに覚える必要はないのです。
なぜ「不定詞」というのかの説明も一応はします。次のページを参照ください。
不定詞を to動原詞に
まず,to + 動詞の原形 を「不定詞」という。なぜ,「定まらない(不)ことば(詞)」なのかの説明はない。
そして,不定詞には,「~すること」という意味があり,名詞の役割をする。
また,不定詞には,「~するために」という意味があり,副詞の役割をする。
そして,不定詞には,「~するための」という意味があり,形容詞の役割をする。
不定詞にはこのように,3つの用法があります。そのまま覚えましょう。と言う感じ。もちろん,それぞれの例題を出しながら,ていねいに教えるのでしょうが。
ぼくが言いたいのは,この名詞的用法,副詞的用法,形容詞的用法がばらばらに提示されるということ。それらの関連はまったくないということです。
そして,これまで 前置詞の to は「~へ」「~に」という意味だったのに,ここではその前置詞toとの関連もまったく説明されない,ということです。
とにかく,ばらばらにでいいから覚えましょう,という感じです。
ぼくのように,記憶力が悪く,理屈が好きなものにはついていけないのです。だから,英語がきらいになっていったのでしょう。
(自分の不勉強を棚に上げて,人のせいにしていますね。自分でも分かります。)
ぼくのような理屈の好きなものが英語を教えると,次のようになります。
まずは,これまでに学んだ前置詞 to から出発します。
to は,「目標点」を表す。
I go to school. は「私は行く,目標点は学校」と考えるのですね。
つぎ
I like apples. は「私はりんごが好きです」
I like to sing. は「私は好きです(目標点は)歌う」
つまり,私が好きなのだが,その「好き」が向かう目標点は「歌う」ということ。
「私は,歌うことを目標点に好きであるという感情を持っている」
だから,
I like to sing. は「私は歌うことが好きです」 になる,ということです。
このように,不定詞のtoも前置詞のtoと同じ「目標点」を表すのです。別々に覚える必要はありません。前置詞のtoから派生したものとして不定詞のtoを学べばいいのです。
前置詞のtoでは,その後ろに名詞が来て,不定詞のtoの後ろには動詞が来るという違いはあるが,基本は同じだよ,と。
I want water to drink. は
「私は水が欲しい。その水は何につかうかその目標点は『飲む』」
「私は,飲むことを目標点にした水が欲しい」
だから,「私は飲むための水が欲しい」になる。
I went to school to study.
「私は学校に行った,なぜ行ったのか,その目標点は 勉強する」
「私は,勉強することを目標点にして学校に行った」
だから,「勉強するために学校に行った」となる。
このように,不定詞は, 「~することを目標点に」という一般的な意味になるのです。
不定詞の3つの用法をばらばらに覚える必要はないのです。
なぜ「不定詞」というのかの説明も一応はします。次のページを参照ください。
不定詞を to動原詞に
- 関連記事
スポンサーサイト
Comment
Track Back
TB*URL |
| ホーム |