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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

ネコは人間をドレイと思っている
 星新一のショートショートに「ネコ」というのがありません。「きまぐれロボット」に入っています。

 簡単に紹介します。

 エス氏が猫をとてもかわいがっています。そこに気味の悪い宇宙人、カード星人が現れます。それを見たエス氏は気を失います。
 次にカード星人は猫と話を始めます。

「これはこれは。あなたが、この星を支配なさっている種族でしたか。わたしはてっきり、そこに倒れている二本足の生物のほうが、支配者だろうと思いこんでいました。失礼いたしました。で、この二本足は?・・・」

 カード星人は、うす茶色の腕のさきを、気を失ったままでいるエス氏にむけた。ネコはあっさりと答えた。

「自分たちのことを、人間とよんでいるわ。あたしたちの、ドレイの役をする生物よ。まじめによく働いてくれるわ」

「どんなぐあいにでしよう」

「そうね。ぜんぶ話すのはめんどうくさいけど、たとえばこの家よ。人間が作ってくれたわ。それから牛という動物を飼い、ミルクをしぼって、あたしたちに毎日はこんでくれるわ」

「なかなか利口な生物ではありませんか。しかし、そのうちドレイの地位に不満を感じて、反逆しはじめるかもしれないでしょう。大丈夫なのですか」

「そんなこと、心配したこともないわ。そこまでの知恵はない生物よ」



 ねこを実際に飼った経験のある方なら「そうだ、そうだ、その通りだ」と相づちを打っているのではないでしょうか。

 このショートショートはテレビでもアニメ化して紹介されていました。

 僕はそれを見た時に本当にそうだなと思いました。

 僕も猫を飼っています。塾に4匹そして家でも4匹。

 ねこというのはとても勝手な動物です。

 本当に自分のことを女王さまと思い、ぼくらをドレイと思っているかのように振る舞います。

 眠い時にはたっぷり寝て、そして起きだしては餌を要求して鳴きます。

 こちらが可愛がってあげようとすると拒否をし、かわいがってもらいたい、撫でられたい時には向こうからやってきます。

 新聞をひろげるとその上にのって甘えます。

 僕らは全くドレイの立場です。
 このショートショートは本当に真実な一面をえがいていると感心しました。

 なお、この「きまぐれロボット」、星新一の入門書としてとてもいいです。

 小学生の4,5年生からは読めます。ショートショートなので気軽に読め、そしてテーマがはっきりしているので読み取ったかどうかもチェックしやすいです。

 セルフ塾では現在6年生から中学3年生まで読ませています。読んで 3色ボールペンでの傍線を引かせ、ちゃんとを読み取ったかどうかチェックしています。



3色ボールペン,読書指導
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Comment

 秘密にする

ねこさま
猫を飼っているんだ・・・・

そう思ってはダメで・・・・・

猫と共存してるんだ・・・・

そう思ってもやっぱりダメで・・・・・

「支配されてる」・・・と言われれば
そうなのかも知れないと・・・・・。

朝はミャーミャーと頬を手でつつく(お前猫かよ!)
ご飯を上げるまで足元にまとわりつく(じゃまだっつーの!)
ご飯が終わると水を出せと水道口のところでミャーミャー!(私、下女かよ!)

外に出たいときはミャーミャーやめない。
無視していると大運動会をやり始める。

食べて、寝て、外でリフレッシュしてきて帰って来たとき呼んでも

知らん顔。で、毛づくろいとかしてる。

だっこしようものなら、迷惑そうに逃げていく。

あんたね、少しは癒し系になれよ!と叫びたくなるのがしばしば。

そうか、私は召使だったんだ。
ジジ・アマデウス | URL | 2010/08/16/Mon 14:54[EDIT]
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