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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

なぜ、「あと4ヶ月」を伝えないのか。
 チリ北部コピアポの鉱山で起きた落盤事故では、33人の救出作業が始まったそうです。1日でも早く救出されることを臨んでいます。

 ぼくがおかしいと思うのは、
 掘削作業がクリスマスごろまで続くとみられることを、地下の作業員らには伝えられていないということです。

 理由は、「士気を損なわないため」だそうです。

 確かに、一時的に士気は損なわれると思われます。しかし、4ヶ月かかるのは、現実です。そのうちに伝えなければいけなくなります。いつまでも知らせないわけにはいかないでしょう。

 人間は、この苦しみがいつまで続くのか分からないときには、絶望感におそわれます。

 逆に、今は苦しくてもいついつまでと期限が区切られれば、耐えることができます。もちろん、何十年もとなると絶望的になるでしょうが。

 舅が倒れて、妻Kyokoが介護をすることになりました。毎日が大変な仕事です。塾の仕事も妻でなければできないことが多いので、負担は大きかったです。ぼくもできるだけの手伝いはしたのですが、妻は無理をしてでもできることは自分でしていて、ぼくに頼ることは多くありませんでした。

 それが続いて精神的にも大変だったようです。

 でも、2ヶ月に1度、1ヶ月程度ですが、東京に住んでいるKyokoの姉がやってきました。その間は、妻は介護から解放されました。

 1ヶ月がすぎると姉は東京へ帰って行きました。

 また、妻の大変な毎日が続きます。でも、妻はがんばってやっていました。2ヶ月後はまた姉さんが来てくれる、それまではがんばるぞ、という気持ちだったそうです。指折り数えて、という感じで。

 介護にからむ痛ましい事件がよくあります。妻を介護していた老人が妻を殺すといった事件です。

 それは、この苦しさがいつまで続くのか分からないから耐えられないのです。
 
 もし、1年後には妻は亡くなるということを知ることができるとしたら、それまではがんばろうと、耐えることができるはずです。

 いつやってくるのかわからないバスを待つのも苦しいものです。次のバスがいまどのあたりにいるのか知らせるサービスもありますね。あれで、気持ちがとても楽になります。

 落盤事故でも、事実を伝えた方がいいと思います。

 最初は、とても落胆すると思います。しかし、まだまだ体力も気力もあるはずです。

 4ヶ月という期間は耐えることができるはずです。

 そして、作業の進捗状況も毎日知らせるようにします。

 それが知らされることが毎日の楽しみになるでしょう。そして、そのうちに4ヶ月は過ぎてしまうはずです。
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