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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

オオカミに育てられた少女の話は作り話
 一週間前に録画した
2010年 9月23日(木) 18:55~19:35 地球ドラマチック『「神話の舞台」を発掘した男 ~シュリーマンの愛したトロイ~』
 を昨夜みました。

 それによると、シュリーマンの話には作り話が多いようです。

 少年時代に読んだ本「トロイの戦争」、その話は本当のことなんだと信じ、ずっと夢としてもち続け、それを実現したという話、とても有名ですね、どもその話も作り話のようです。ちょっとショックですね。

 さて、有名な話が、後で作り話だったということは別にもあります。

 高校の倫理社会の教科書にオオカミに育てられた少女の話が載っていました。

 ジャングルでオオカミに育てられた少女2人が見つかった。彼女たちは、まるでオオカミのようだっと。

 ヒトは、生れたらそのまま人間になるのではなく、文化によって人間に育っていくのだということが書かれていました。かなり感銘を受けた記憶があります。多くの皆さんがよくご存じのことだと思います。

 さて、その狼に育てられた少女という話は作り話だったようです。

 僕は、もうだいぶ前に幼児心理学者である藤永保さんの本に、そう書かれていたのを読みました。ショックでした。

 人を育てることを仕事としているぼくには、シュリーマンの話より、こちらの方がショックです。

 でも、よくよく考えてみると作り話だった可能性というのが大きいように思います。

 今、インターネット上でそれについて探してみると、あちこちにそれに関するページがあります。

狼に育てられた少女の話はでっちあげ?

「狼に育てられた少女がいる」という神話 (2004.08.12 Thursday) [セコい神話]

アマラとカマラ


 酒の場で、友人のYoshihiro君が、オオカミに育てられた少女の話をするので、僕がどうもこれは作り話だったようだよ、と言うと、彼もショックを受けたようでした。

 でも、動物に詳しい彼は少し考えて、たしかに作り話だというのが本当のようだ。と言いました。

 考えてみれば、オオカミが人間の赤ちゃんを育てる理由がない。わざわざ人間の赤ちゃんを育てるよりも、それを肉として食べるというのがオオカミの性質だと思う、と言っていました。

 なるほどそうです。何のためにオオカミが人間の赤ちゃんを育てる必要があるのでしょうか。それよりも食べてしまうということの方が十分にありうることです。人間の赤ちゃんを育てるというのは、オオカミの赤ちゃんを育てるよりも面倒なはずです。足手まといにしかなりません。人間の赤ちゃんを育てても、オオカミには何のメリットもないと思われます。

 このように考えてみると狼に育てられた少女の話というのは作り話だったのでしょう。

 教科書にも載っていた有名な話が作り話だというのはやはりショックな話です。

 しかし、文化というのが大切だというのは、この話が作り話だったとしても変わりはないでしょう。

 ヒトは文化によって人間になっていくのです。そのことは毎日子どもたちと接していると実感としてわかります。オオカミに育てられた少女の例を出すまでもないことです。
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