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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

早く死んでくれ
 昨日、妹がなくなりました。僕より2歳年下のです。腎臓が悪く、12年間透析を続けてきました。それで体はボロボロだったのだと思います。

 昨日危篤だということで電話があり出かけました。必死になって呼吸をしている姿をずっと見ていました。

 途中で、昼食をとりに病院内の食堂に出かけました。

 その行く道で、妻の京子が言いました。
「死ぬのを待っているって、何か変な気持ちだね。」

 それで、僕はある本の1節を思い出しました。

 それは、間違いなくあの本にあると思っていたのですが、それをめくってみたのですが、その話しが見つかりません。

 それで僕の記憶で書き出してみます。あとで見つかったら、この部分修正します。

 あるお年寄りが危篤状態になりました。そのお年寄りの息子は刑務所に服役中です。

 医者は死に目に合わせたいと思って、息子に来てもらうことにしました。

 親の危篤であるにしても、刑務所から出てくるというのは大変面倒なことです。いろいろな手続きをして、やっとくることができるようになりました。

 しかし、時間が制限されています。1時間だけということになりました。

 息子がやってくるまで医者は念じつづけました。

 頑張って生きていてくれ、生きていてくれ、と。

 そして、お年寄りは頑張って生き続け、息子がやってきました。

 生きている間に対面することができたのです。そしてしばらく時が過ぎました。

 息子は時間になると刑務所に戻らなければいけません。その時間が刻々と迫ってきます。

 すると医者は、自分の心の中で

 「早く死んでくれ、早く死んでくれ」とつぶやいているのに気付くのです。


 実を言うと、苦しそうに大きく息をしている妹を見て、ぼくも
「早く死んで、楽になってくれ」と念じていました。
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