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金銭の約束、やる気そぐ? 脳活動の記録でも判明・・アンダーマイニング効果
 きょうの琉球新報に「やる気の素 報酬より好奇心?」という記事が載っていました。

 次のページにもあります。前半部分だけ転載します。

金銭の約束、やる気そぐ? 脳活動の記録でも判明・・アンダーマイニング効果

 金銭報酬を期待して課題に取り組むと、約束された報酬がないときにはかえってやる気(動機づけ)を失い、報酬なしで好奇心や関心を持って取り組んだ人より脳の活動も低下する―。

 心理学の「効果」として知られていた現象を、磁気共鳴画像装置(MRI)でとらえることに、玉川大の准教授(認知脳科学)らが成功した。

 自発的な学習を促す教育法の開発などにつながるとしている。



 これはよく心理学ではよく知られた現象です。

アンダーマイニング効果【あんだーまいにんぐこうか】内発的動機づけによって行われた行為に対して、報酬を与えるなどの外発的動機づけを行うことによって、動機づけが低減する現象をいう。 例えば、好きでしていた仕事に対して褒美を与えると、褒美なしではやらなくなってしまう、などの現象。



 古典的な実験があります。

 サルにパズルを与えます。サルにも知的好奇心があり、一生懸命にパズルを解きます。

 さて、パズルができたら報酬として餌を与えるようにします。すると猿はさらに一生懸命にパズルを解こうと努めるのです。パズルを解くと餌がもらえるのですから。

 しばらくして、報酬を与えないようにしますパズルが解けても餌がもらえないのです。するとパズルに関心を示さないようになるのです。

 餌がもらえないのでパズルをしなくなるのです。最初は餌という報酬がなくてもパズルに関心を示して一生懸命に解いていたサルが、報酬がなくなればパズルに取り込もうともしなくなるのです。

 報酬というのが知的好奇心を阻害してしまうというのです。

 このことは教育をする者にとっては、知っておく必要のあることです。

 私たちは物で釣るのではなく、子どもたちの知的好奇心を刺激して学習をさせるように努めるべきだと思うのです。

 でも、僕は報酬を全く否定するつもりはありません。知的好奇心だけで学習を続けさせるというのは至難のわざです。

 塾では、報酬として物を与えることはしません。年間出席率の高い子に、図書券などを与えたりするくらいです。

 でも、お母さん方から相談された場合には、アンダーマイニング効果ということがある、というのは話しますが、全面的に物で釣るということを否定しません。

 なぜなら、ものでつってでも勉強をさせなければいけない子どもたちがいるからです。

 そういう子どもたちは最初は物で釣ってでも勉強させて、そして少しずつでも学ぶという喜びを教えることが大切だと思っているのです。

 また、ぼくも塾料という報酬をもらって教育をしています。報酬をもらうことを否定することはできないのです。
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