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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

どこに句切れが?
 二学期中間テストもきょうで終わりです。きょうの夜からは通常の学習に戻ります。

 さて、中学三年生の国語では短歌がテスト範囲に入っていました。

「『句切れ』がわからないから教えて!」とやってきました。

 「切れ字のところで句切れになることは分かったけど、それ以外がよくわからないよ」と言っています。

句切れ(くぎれ)とは、意味や内容、調子(リズム)の切れ目のこと。短歌や俳句は、一つの歌の中に、二つの内容が表現されていることが多い。その前半の内容の終わり部分を「句切れ」という。作品の途中で「。」を付けられるところを探してみるとよい。


きれ‐じ【切れ字】
連歌・俳諧の発句で、句中または句末に用いて、句に曲折をもたせたり、特別に言い切る働きをしたりする語。終助詞や用言の終止形・命令形などが多い。「や」「かな」「けり」など。


 僕は次のように教えました。

 まず、黒板に即興で文を作りました。
 「Makotoくんが走っています」

 「はい、続きをあなたたちも考えて」
 と言って子どもたちに続けさせました。

 そして、次のような文ができました。

 「Makotoくんが走っていますそして転びましたそれを見てKenta君が笑いました」

 故意に句点(。)をつけません。そして、それを子どもたちに見せながら言いました。

「これにマル(句点)をつけてごらん。どこにつける?」

 「『走っています』の後ろと、『転びました』の後ろと、『笑いました』の後ろ」

 「そうだね、丸がなくても、僕らはこのように文を見ただけで、どこにマルをつければいいかすぐ分かるよね。

 この丸がつくところが短歌では『句切れ』になるんだ。マルがつくのは、動詞や助動詞などの終止形の後だね。

 例えば、

春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山


 その現代語訳をみると、

春が過ぎて夏が来たらしい。夏に純白の衣を干すという天の香具山なのだから。


 「来たらしい」の後ろに句点(。)がついている。
「夏が来たらしい」に対応するのは、「夏来にけらし」だね。

その後に区切れがあるんだ。
それは二句だから、この短歌は二句切れということになる。

 中学生では古典の文法をきちんと学ばないのでだから、終止形は分からない。

 僕は、このような問題をあなたたちに与えるのはいい問題だとは思わない。

 でも実際にはテストに出されるんだからしょうがないね。

 とにかく、マルをつけるべきところにところが切れるということを覚えておくこと。

 短歌の意味が添えられていたら、そこにはマルがついているよ。意味と短歌を対応させて、マルのついている場所をさがせばいいね。

 とにかく、今度のテストでは、教科書に出てくる短歌だけが出題されるはずだから、どこに句切れがあるか、覚えるしかないと思う。」

 子どもたちは一応納得したようでした。

今朝、ネットで検索してみると次のようなページも見つかりました。参考までに。

http://study-japanese.web.infoseek.co.jp/verse/4.htm



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