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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

あなたにも、その半分をになっていただきたい
 再度、宮城谷昌光「三国志2巻」のp255から引用します。いい話です。


 ・・・張倹らしき人物が李篤(りとく)のもとにいる。

 そういう報告をうけた外黄の県令である毛欽(もうきん)は、兵を率いて、その門に到った。毛欽を迎えて、家のなかにいざなった李篤は、

「張倹は天下に知られた人であり、逃亡をしていますが、罪を犯したわけではありません。たとえ張倹をみつけても、捕らえてよいものでしょうか」

と、いった。すると毛欽は、立って李篤の肩をなでて、

 「遽伯玉(きょはくぎょく)という春秋の大夫は、自分だけが君子になることを恥じた。あなたはなぜ仁義をひとりじめにしようとするのか」

 と、ささやくようにいった。ここでの李篤の答えは、さすがというしかない。

「たしかにわたしは義を好んでいますが、あなたにも、今日、その半分をになっていただきたいのです」

 毛欽は嘆息すると、家のなかをしらべることをせず、兵とともに去った。


 いいな、と感動しました。その感動をみなさんにも味わっていただきたいのです。




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