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読売新聞と非論理的な解釈・・・rinkaanさんのブログから
 rinkaanさんからコメントをいただきました。ありがとうございます。

読売新聞と非論理的な解釈
朝、読売新聞を読み、その非論理的な解釈に唖然とし、ブログに書いてみました。こういうふうに、新聞は事態を表現するのですね



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以下はrinkaanさんのブログからの転載です。

全然ロジカルではない新聞を読んでいる私たち

2010年11月30日 | Weblog今朝朝刊(2010/11/29)を開くと、沖縄知事選で仲井真知事が再選されたという記事が一面に載っている。私は沖縄情報に疎いとは思うが、それでもこの知事選の重要性くらいは理解できなくはない。ところが読売新聞を読むと、もうメチャクチャに非論理的な分析なので唖然とする。本当のことを言えばビックリしたわけではない。だが、やっぱりそのバイアスを思うと唖然とするのである。

敗れた伊波氏について、読売新聞は次のように書く。

「普天間の米領グアム移転を主張した伊波氏は、日米安保条約の見直しを唱えるなど急進的な姿勢が有権者の離反を招き、支持が伸びなかった」。

ではいったい何票づつ得たのかと言えば、現職の仲井真氏が33万5708票、伊波氏が29万7082票である。普通に言えば、これは接戦ではないか。しかも、沖縄自民党が県連レベルで仲井真支持し、与党の民主党が自主投票だ。伊波氏を支持しているのは少数政党でしかない。とすれば、逆風が吹いているはずなのに、伊波氏が接戦に持ち込んだのは何故かと問われなくてはならなかったはずだ。ところが、「離反を招いた」とか「支持が伸びなかった」と読売新聞は記述してしまった。要するに、「急進的な姿勢」故に離反を招いたと言う表現は、どうみてもバイアスがかかっているというものだ。

おそらく、急進的な姿勢を提示したが故に、伊波氏は支持を集めたのである。しかし、読売新聞はその急進的な姿勢を断固として黙殺したいのである。

ロジカルな読解能力を育成する観点から言えば、読売新聞の問題点は明らかだ。急進的な姿勢が沖縄市民の支持を集めているということを事実として認めるべきだったのだ。そして、伊波氏も仲井真氏も、現状に強く不満を持っているということでは、現状認識ではそれほどの差異がないこと認めるべきだったのだ。そのうえで、日米同盟の重要性を説き、沖縄の市民が「非理性的」な反応をしてしているとして、断固として沖縄県民の意向を否定するような厳しい論評をすべきだったのだ。それこそが、読売新聞の正々堂々たる仕事ではなかったのか。

ところが読売新聞は、事態を誤魔化そうとしたのである。自分に敵対するモノは見えなかったふりをする方針である。まことにケシカラン新聞である。だが、読売新聞のような姿勢こそが、世の一般的な処世術なのだ。見て見ぬふりをする、正論をぶつけるのではなく、むしろ事実を歪曲して報告することによって、自分の利害を守ろうとするやり口だ。

こういう新聞を読んで、子どもたちや市民がロジカルなリテラシー能力を身につけられるだろうか? たしかに一部の秀才たちは何かを学ぶだろう。「自分の利害やスタンスを表立って表明するのではなく、事態をこういうふうにワイ挙止して表現すれば良いのか、なるほど」と学習しているに違いない。しかし、多くの普通程度の高校生は、混乱してしまうに違いない。「勝利した知事は33万票以上だったが、無理な急進的な姿勢を示した候補者は29.7万票しかとれなかったのか、なるほど」などと丸暗記的な文章読解をしてしまうにちがいないではないか。これでは、ロジカルな思考能力の養成を試みても、台無しになってしまうだろう。

ロジカルな言語表現が支配的ではない世界において、我々はどうやってロジカルな読み方を教えたらよいのだろうか?



rinkaanさんの書かれている通りだと思います。

 確かに 1票差であったとしても 勝ちは勝ち、負けは負けです。

 でも、実際には伊波さんに投票した人がかなりいたということも、見逃すことはできません。僕を含め多くの人が伊波さんに勝ってもらい、そして将来の沖縄を平和な沖縄にしてもらいたかったと思っています。

 さて、今回の選挙でなぜ仲井真が勝ったのか。
 それは読売新聞が書いているようなことではなく、争点がぼかされたためだと思っています。

 日米安保条約云々ということは、今回の選挙では全く触れられていません。争点にはなっていません。

 これまで県内移設も容認してきた仲井真知事が県民の強い意志によって県外移設をいわなければならなくなりました。仲井真知事が県外移設を言うようになったので、仲井真でもいいのではないか、と思った県民が数多くいたのだろうと思います。

 あとは現職の強みがあったのでしょう。知名度もかなり仲井真の方がありました。

 仲井真知事が県外移設をいうことによって争点がぼかされてしまったのです。決して読売新聞が書いてあるようなことはないと思っています。

 もう一つ負けた原因として考えられるのは、日本全体に言えるでしょうが、保守化の流れだと思います。

 僕が学生のころは日本が変わることを多くの人が望んでいました。しかし、現在は今のままでもいいのではないかと思う人が多くなっているように思います。それが今回の知事選にも反映したのではないでしょうか。
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