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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

清少納言はtwitter, 紫式部は放送作家、吉田兼好はブロガー
 先日、「昴(すばる)」の記事を書くときに、枕草子をながめていると、短い段がとても多いことに気づきました。いま書き出すと、

(三段)
 ことごとなるもの
 法師の詞。男女の詞。下司の詞にはかならず文字あまりしたり。

(八段)
 よろこび奏するこそをかしけれ。後をまかせて、笏とりて、御前の方に向ひてたてるを。拜し舞踏しさわぐよ。

(一一段)
 市は
 辰の市。椿市は、大和に數多ある中に、長谷寺にまうづる人の、かならずそこにとどまりければ、觀音の御縁あるにやと、心ことなるなり。おふさの市。餝摩の市。飛鳥の市。

(一二段)
 峯は
 ゆづるはの峯。阿彌陀の峯。彌高の峯。

(一三段)
 原は
 竹原。甕の原。朝の原。その原。萩原。粟津原。奈志原。うなゐごが原。安倍の原。篠原。

(一四段)
 淵は
 かしこ淵、いかなる底の心を見えて、さる名をつけけんと、いとをかし。ないりその淵、誰にいかなる人の教へしならん。青色の淵こそまたをかしけれ。藏人などの身にしつべくて。いな淵。かくれの淵。のぞきの淵。玉淵。

(一五段)
 海は
 水うみ。與謝の海。かはぐちの海。伊勢の海。

(一六段)
 山陵は
 うぐひすの陵。柏原の陵。あめの陵。

(一七段)
 わたり(渡)は
 しかすがの渡。みつはしの渡。こりずまの渡。

(一八段)
 館(or太刀)は
 玉造り。

(一九段)
 家は
 近衞の御門。二條。一條もよし。
 染殿の宮。清和院。菅原の院。冷泉院。朱雀院。とうゐん。小野宮。紅梅。縣の井戸。東三條。小六條。小一條。


 短いですね。教科書に載っているような段は長い。長いほうが授業がしやすいのでしょう。

 それを眺めながら思いました。清少納言はいま生きていたらtwitterだっただろうな、と。

 140文字で書くのが得意だったのではないでしょうか。もちろん、長い文もあるので、ブログも書きながら。


 それに比べると、紫式部は紙の小説家でしょうか。それとも、連続テレビ番組の放送作家かな。

 紫式部日記というのがあるようなので、個人的にブログも書いているとか。

 徒然草の吉田兼好は、ブログでしょうね。徒然草を眺めると、前後の脈絡がなく、ほんとうに「心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつく」っている感じがします。ブログ的ではないでしょうか。

 古典には疎いので、感じたことを無責任に書いています。間違えていたらごめんなさい。

 なお、いまネットで枕草子、徒然草を読むことができるのですね。


原文『枕草子』全巻
原文『徒然草』全巻
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