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コザ暴動その後 -首里高校1200人が米民政府に押しかけて抗議
 コザ暴動から40年がたちました。

 暴動が起こったのは、1970年12月20日午前1時過ぎ。



 「第二の糸満事件にするな」「犯人を逃がすな」と不信・不満を口々に叫び騒然となった


(コザ暴動 - Wikipedia)
 そうです。

 この「コザ暴動 - Wikipedia」のページに、次のような記述もみられます。

 事件を受けて生徒・学生が抗議行動を展開した。12月22日には首里高校で討論集会が開催され、外出禁止令が短縮される12月24日には同高生徒1200人が米民政府に押しかけて抗議を行った。



 この首里高校の抗議行動に僕もかかわっています。
 僕が思い出せるだけのことを、ここに書き残しておきます。

 当時ぼくは首里高校の3年生でした。

 僕は毎日裏門(安国寺がわ)から登下校します。

 首里高校は裏門から入り階段を下ると、そのまままっすぐ正門に続きます。その右側がグランドで左側に校舎群がありました。その間にブロック塀があります。

 21日の夕方、下校前のことだったと思います。その塀のところに砂辺君が立ってました。彼がぼくに話しかけてきました。

 彼は、コザ騒動、というよりも糸満でのひき逃げ事件について、ぼくら高校生も考えるべきではないかと主張したのです。

 もちろん僕もその通りだと思いました。ただ自分で行動することまでは思いもしませんでした。

 とにかく砂辺君を中心に、首里高校で何らかのことをやろうということになりました。そのとき集まっていたのは5~6人だったでしょうか。

 そして翌日。朝礼がありました。それをある意味では「のっとった」のです。通常の朝礼ではなく、糸満轢殺事件についてみんなで考えよう、と主張したのです。

 今考えると先生方もよくそれを許してくれたものです。僕らのペースで朝礼が進みました。たぶん先生方も轢殺事件を高校生が考えることはいいことだ、と思っていたのでしょう。

 その朝礼の中で、何が言われ、どうなったのか、よく覚えていません。

 その後各クラスで討論会を催すことになりました。そしてすべてのクラスで討論会がもたれました。

 討論会を行ったという記憶はきちんとあるのですが、その中でどのような意見が出されたのかは記憶にありません。ただ、高校生としてみんな積極的にいろいろな意見を述べていたように思います。

 抗議行動に反対する人もいたようにも思いますが、はっきりしません。

 そのあとどのような経過でそうなったのかは覚えていませんが、アメリカの民政府に抗議行動に行くことになりました。バスを借り切って行ったのです。

 その前の晩には、僕も参加しながらいろいろな資料作りをしたように思います。たぶん、抗議文を作成していたのでしょう。僕もその中に参加はしていましたが、自分の意見を言ったような記憶もきちんとはありません。

 とにかく、夜遅くまで眠らずに生徒会室に残っていろいろやっていました。徹夜状態だったと思います。

 先生方もとても協力的だったと思います。

 バスを借り切って多くの生徒が出かけました。Wikipediaの記事によると参加したのは1,200人。当時は首里高校の在籍者は2,000人ぐらいだったと思います。希望者が出かけたのでしょうか。

 パスを借り切ったのですから、先生方が協力してくれたのは確かなことです。カンパを集めた記憶もありません。学校の費用で行ったのでしょう。

 代表者(僕は入っていません)が民政府に抗議文を届けたと思います。

 その日はあいにく民政府は休日だったのではなかったかと思います。その辺はきちんと調べていなかったのかもしれません。

 民政府の前にバスをずらりと止めて、代表者が戻ってくるまで、僕らは並んでシュプレヒコールを行いました。

 帰りのバスでは眠くてしょうがなかった記憶があります。

 とにかく高校生としてできるだけのことは行ったと思います。

 どれぐらいの力になったのでしょうか。ただ、高校生が抗議行動を行ったというのはアメリカ政府にとってもショックはあったのではないでしょうか。僕は今振り返るとそれなりの効果はあったと思います。

 いずれにしろ、高校生としてもあのような行動をとることができたことをぼくは誇りに思っています。

 なお、砂辺くんは卒業後自殺したと聞いています。残念です。
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