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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

英語ネイティブの人は、長音(伸ばす音)が苦手
 私たち日本人はLとRの区別がなかなかできません。

 話すときは、口の形を何とかそれらしく作って発音しています。それが、ちゃんとできてるかどうかはわかりませんが、とにかく発音する方は、区別しています。

 しかし、聞き分けることが全くといっていいほど僕はできません。

 文の前後関係で何とか区別しているという感じです。

 だから、lice(シラミの複数形) と rice(米)の区別ができません。

 「ライスを食べるか?」と聞かれて、コメのことだと思って「Yes」と答えたら、シラミが出されたらどうしましょう。

 さて、英語ネイティブの人は、長音(伸ばす音)を聞き分けるのが、どうも苦手なようです。

 以前、美容院と病院の区別ができないという話しを読んだことがあります。美容院と病院は、確かに似ているように思います。

 先日、主人と囚人の区別が難しいというと書かれたネット上のページをみました。

 主人と囚人はたしかに似てはいますが、だいぶ全く違うように聞こえます。それを彼らは区別しにくいのです。僕らがRとLの区別が出来ないようなものかもしれません。

 さて、今日Lang-8で英語ネイティブの人の書いた日本語の日記を読んでいると、「居派」という言葉がありました。

 どうしても意味がわかりません。いろいろ考えてみると、どうも「きょうは」のことらしいのです。

 「きょうは」を「きょは」と思ってしまったのでしょう。そして、パソコンで「kyoha」と打つと「居派」と出たのでしょう。

 別の人の書いた日記には「じゆになりたい」と書かれていました。英文が添えられていたので「自由にになりたい」のことだとすぐにわかりました。

 「じゆう」と「じゆ」はかなり違うように聞こえます。それもやはり慣れなのでしょう。

 領収書と領収証、居住と今日中、著書と長所、挙手と郷愁、著名と長命、受動と柔道、などなどいろいろ考えられますが、これらも区別がしにくいのでしょうか。

 ローマ字を習うとき、僕らは伸ばすしるしとして母音の上に━を入れたりします。しかし、英語にはそのような記号というのはありません。伸ばす音という概念がないのでしょうか。

 ただbought[ボート](「買う」の過去形)、boat[ボウト](ボート)は、きちんと区別してるのですから、伸ばす音がないわけではないでしょう。

 また発音記号にも[:]に似たような伸ばす記号があります。音を伸ばすという概念がないわけではないと思うのですがどうなのでしょうか。

 なお、aの発音ですが、短母音は「ア」、長母音は「エイ」ですね。
 ぼくらにとっては、「ア」を伸ばすと「アー」になるのですが、英語ネイティブは「ア」の伸ばす音は「エイ」だと本当に思っているという話を聞いたことがありますが、本当でしょうか。

 「イ」を伸ばすと「アイ」になるのでしょうか。


(2012/9/27 追加)
umi さんからこの記事にコメントをいただきました。
ありがとうございます。

 ぼくも勉強になったので、ここに転載いたします。
 発音は難しいですね。


英語には「母音を伸ばす」という概念はありません
bought と boat は区別しますが、これは音の長さで区別しているわけではありません。au 「オー」という音と、oh 「オウ」というまったく別の音なので、oh 「オウ」を伸ばすと au 「オー」になるわけではないのです。

> 発音記号にも[:]に似たような伸ばす記号があります。音を伸ばすという概念がないわけではないと思うのですがどうなのでしょうか。

これは、仰るように「発音記号」にある記号であり、英語で使われる記号ではありません。発音記号というのは、音声学の学者が英語の音を分析してそれを表記したものですので、英語話者が普段から、この音は長い音だとか、短い音だかいう意識をもっているわけではないのです。

つまり、日本語では音の長さにより、「おばさん」が「おばあさん」になったり、「主人」が「囚人」になったりと、音の長さを重視しますが、英語では、音の長さはまったく関係ありません。たまたま長くなったり、短くなったりするだけです。
たとえば、英語では有声音の前では母音の音は長くなりますよね?ですので、長さだけを測ると以下のような関係になります。

bead 「ビーード」
beat 「ビート」
bid 「ビード」
bit 「ビト」

つまり、bid は bit より音が長く、bead は beat より音が長くなるため、beat と bid の母音の長さは時間を測るとほぼ同じ長さになるのです。
日本語話者は beat の ea と bid の i の音の違いは音の長さと考えがちですが、実際は音の長さはほとんど変わらず、違うのは音そのもの(音質)なのです。
英語話者は ea という音と i という音は、日本語で言うなら、「イ」と「エ」くらいまったく別の音であり、長さが違うということではないのです。

ですから、辞書では /i:/ と/I/ といったようにまったく別の記号を使っているわけです。たまに昔からの名残で /i:/ と /i/ のように /:/ の有無で、この2つの音を区別している辞書もありますが、英語話者には /i:/ は /I/ の長い音という認識はまったくないのです。

長さと言えば、長音と短音の違いくらいしか知らないため、a の短い音と言われると短音の「エァ」、長い音と言われると「エイ」と答えることになるのです。


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Comment

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Re: 英語には「母音を伸ばす」という概念はありません
lumiさま
 2つのコメント、ありがとうございます。
 勉強になりました。
 それで、勝手ではありますが、lumiさんの2つのコメントを2つの記事に追加いたしました。
selfyojji | URL | 2012/09/27/Thu 17:24[EDIT]
英語には「母音を伸ばす」という概念はありません
bought と boat は区別しますが、これは音の長さで区別しているわけではありません。au 「オー」という音と、oh 「オウ」というまったく別の音なので、oh 「オウ」を伸ばすと au 「オー」になるわけではないのです。

> 発音記号にも[:]に似たような伸ばす記号があります。音を伸ばすという概念がないわけではないと思うのですがどうなのでしょうか。

これは、仰るように「発音記号」にある記号であり、英語で使われる記号ではありません。発音記号というのは、音声学の学者が英語の音を分析してそれを表記したものですので、英語話者が普段から、この音は長い音だとか、短い音だかいう意識をもっているわけではないのです。

つまり、日本語では音の長さにより、「おばさん」が「おばあさん」になったり、「主人」が「囚人」になったりと、音の長さを重視しますが、英語では、音の長さはまったく関係ありません。たまたま長くなったり、短くなったりするだけです。
たとえば、英語では有声音の前では母音の音は長くなりますよね?ですので、長さだけを測ると以下のような関係になります。

bead 「ビーード」
beat 「ビート」
bid 「ビード」
bit 「ビト」

つまり、bid は bit より音が長く、bead は beat より音が長くなるため、beat と bid の母音の長さは時間を測るとほぼ同じ長さになるのです。
日本語話者は beat の ea と bid の i の音の違いは音の長さと考えがちですが、実際は音の長さはほとんど変わらず、違うのは音そのもの(音質)なのです。
英語話者は ea という音と i という音は、日本語で言うなら、「イ」と「エ」くらいまったく別の音であり、長さが違うということではないのです。

ですから、辞書では /i:/ と/I/ といったようにまったく別の記号を使っているわけです。たまに昔からの名残で /i:/ と /i/ のように /:/ の有無で、この2つの音を区別している辞書もありますが、英語話者には /i:/ は /I/ の長い音という認識はまったくないのです。

長さと言えば、長音と短音の違いくらいしか知らないため、a の短い音と言われると短音の「エァ」、長い音と言われると「エイ」と答えることになるのです。
lumi | URL | 2012/09/27/Thu 01:42[EDIT]
Re: 英語
コメント、ありがとうございます。
 あります。あります。子どもたちにおかしいと笑われるのです。
 年寄りみたいだと。もう年寄りなのでしょうが。
 ぼくの親の世代が「うんどうくゎい」と言うので、おかしいと笑ったことがあります。
 あれが元々は正しかったようですね。
 
selfyojji | URL | 2011/03/19/Sat 21:34[EDIT]
英語
 私は時々「英語」をyeigo[jeigo]と発音して子供たちに笑われることがあります。彼らはeigoだと主張するのです。明らかに違う音に聞こえるようです。
 Yojiさんもi「イ」を伸ばしたj つまりYes[jes]の音でyeigo[jeigo]と言ってしまうことはありませんか?私だけなのか年齢のせいなのか(笑)。ちなみに私は50歳です。
具志堅 | URL | 2011/03/19/Sat 12:20[EDIT]
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