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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

子どものわがままは許さない
Akemiさんから質問コメントをいただきました。このような質問コメントは歓迎いたします。

再びおじゃまします
いつもありがとうございます。
またやる気を起こさせるのにうまくいかず、悩んでここにきました。


>その子にとって何ができるのかということに着目して、それに対応していくということです。

>ただ基本的には、学校の授業をだいぶ意識しています。
 学校の授業が分かるからやる気になることが大きいのです

小五の男児に、体積を求める問題をさせようとしました。朝小に掲載されたばかりの「でこぼこの立体」の体積です。
どこかで切り取って二つにわけたり、全体から一部分を引いたり、やり方はいくつかできるのです。
立体の体積の出し方もわかっています。
ただ、それが「面倒くさい」「わからん」と言うのです。

学校で習ったばかりのところだから、できるかな、と思ったのですが。
原因としては
・その子にちょうど合った問題ではない(難しすぎる)からやりたくない
のでしょうか。

先生の連載のように、もう少しスモールステップで導いたほうがいいでしょうか。

いつも頼って申し訳ありません。

私の塾で使用するプリントも一応スモールステップを謳っています。
表に囲みがあって、やり方を説明してあり、それを解いたあと、徐々に似たような問題に進んでいくしくみにはなっているのですが。
それでも、プログラム学習ほどは易しくないかもしれません。



 さて、以前にも書きましたが教育においては強制力が必要です。

教育における強制

 教えるものが教えられるものに強制するということが必要なのです。

 僕の塾ではわがままは許しません。

 理解できない、問題が解けないというのであれば、僕はいくらでもその生徒の立場に立って、いろんな工夫をして理解させるように努めます。
 それは僕ら教える側の責任であり、義務だと思っています。

 しかし、「面倒臭い」、「やりたくない」というのは認められないことです。もちろん、それが理解できないからという理由なら、理解させる工夫は必要です。

 しかし、わがままでそう言ってやらない場合には僕は強制してでもさせます。

 「ここまでやらなければ今日は帰ることはできないよ」と言います。そして、実際に実行します。単なるおどしではだめです。

 必要な場合には、保護者に連絡を取って、今日はこういう理由で、帰りが遅くなるので了解してくださいと伝えます。

 僕らの言うことには不服があっても従わなければいけない、という関係をつくらなければ教育はうまくいきません。

 もちろん何でも僕らの勝手になるということではありません。理不尽なことを子どもたちに強制することは絶対にあってはいけません。
 そのあたりは僕らが気をつけることです。

 でも、学習する姿勢がなければ、それをきちんと正すというのは必要なことです。

 ここではわがままは通らないんだということを学習させるようにしなければならないのです。


 このようにわがままは絶対に認めないという強い態度をとりながらも、一方では両立しない行動を伸ばすということを心掛ける必要があります。

両立しない行動を強化する

 わがままな行動をするということと、素直に従って行動をするということは両立しません。

 ぼくらの指示に素直に従った場合には大いにほめてそれを伸ばすということがとても大切です。わがままを抑える以上にそのことが大切になります。

 少しわがままな子に対しては基準をとても低くおさえて、少し素直に行動したら、大げさにでもほめてあげるのです。

 素直にふるまった方が子ども自身にとっても得だと思わせれば、わがまま行動は抑えられてきます。

湿けたポテトチップの法則
も参考にしてください。

 なお、先日お送りした「親は最悪の教師」でもふれています。
●教育における強制力・・・p44
●湿けたポテトチップの法則・・・p47
●両立しない行動を強化する ・・・p49

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Comment

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Re: ありがとうございます
Akemiさま、コメントありがとうございます。
少しでもお役に立つことが書かれていれば幸いです。
「親は最悪の教師」はブログに書いてある内容を、テーマ別に分類しつなげたものと考えてもいいです。
行動分析学の理論と僕が実際に行ってきた経験など本を集大成して作りました。
お母さん方が家庭で子どもの教育を行う時に役に立つ情報を詰め込んだつもりでいます。
selfyojji | URL | 2011/05/21/Sat 12:00[EDIT]
ありがとうございます
いつも真摯に向き合ってくださり、本当に感謝しております。
新人指導者として、身の引き締まる思いで読みました。
子どもになめられている部分もあると思います。
指導の工夫をし、なおかつ、毅然とした態度をとることも大事、あわせて、出来ていることは認めて褒める、など、これから改善していくことはたくさんあります。

送付いただいた冊子「親は最悪の教師」は、先生のブログの集大成のようなものでしょうか。指導についての内容に絞って、親が、指導者が、何をしたらいいか、示唆してくれるものですね。
漢字の指導が興味深かったです。これからじっくり読みます。
いつも本当にありがとうございます。
Akemi | URL | 2011/05/21/Sat 07:24[EDIT]
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