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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

吉水神社の「天莫空勾銭 時非無范蠡」の説明板
天莫空勾銭 時非無范蠡
天(てん)、勾銭(こうせん)を 空(むな)しゅうする莫(なか)れ 
時(とき)に范蠡(はんれい) 無(な)きにしも非(あら)ず


元弘の変に敗れ隠岐に流される途中の後醍醐天皇に「児島高徳」という、忠義の武士が送ったといわれる 十字の詩です。

 遠琉される護送経路の誤判により、後醍醐天皇奪還の画策を仕損じた児島高徳は、夜になって院庄(現・岡山県津山市)の天皇行在所である美作守護館に厳重な警備を潜り、単身侵入しました。

しかし、天皇宿舎付近の厳戒な警備に断念し、傍らにあった桜の木へこの十字の詩
「天莫空勾銭 時非無范蠡」を刻んだのです。

桜に刻まれた文字を見て、漢詩の読めない警備兵達が翌朝に騒ぐ中で、後醍醐天皇だけがその意味を理解し涙された、と伝えられています。

天は越王・勾践(中国春秋時代の王)に対するように、
決して帝をお見捨てにはなりません。
必ずや范蠡のような忠臣が現れ、帝をお助けすることでしょう。
どうかご安心ください。

 後醍醐天皇の南朝皇居である、この吉水神社では 十字の漢詩を後世、死語にさせないためにこの吉野の行宮の門前に掲げるものです。
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