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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

タイルトランプの特長(優れたところ)
 これからタイルトランプの優れたところを述べます。

タイルトランプ

 子どもが、「1,2,3,・・・」と1から10まで唱えきれたとき、数がわかったと喜ぶ親御さんが少なくありません。

 しかし、1から10まで数えきれても、数の概念ができたとは言えません。ただただ意味も分からないお経を唱えているようなものです。

 また「3」という文字を見て、「さん」と読めても数の概念ができたとは言えません。条件反射的に結びつけただけです。

 普通のトランプで、神経衰弱やババ抜きがの遊びゲームができたとします。すると数の概念ができたと言えるでしょうか。

 数の概念がなくても神経衰弱やババ抜きはできます。

 「3」の概念がなくても、スペードのカードにもハートのカードにも「3」という文字が書かれているので、共通なカードとして考えることができます。

 また、スペードとハートはちがいますが、それの並び方はまったく同じです。数の概念がなくても遊べるのです。

 実際、僕もそうでしたが、多くの人がクイーンは12を表すことを理解できたのは、だいぶ大きくなったからではないでしょうか。

 クイーンが12をあらわすことがわからなくても、ハートのクイーンとスペードのクイーンは対にすることはできるのです。

 7並べができたとしてもそうです。

 数ではなく、「イロハ」を使ったカードを使ったとします。

「いろはにほへ」との順にカードを並べるというゲームをしたとしましょう。

 それで7並べのゲームができます。7並べとは言わないでしょうが。

 「い」の次に「ろ」、その次に「は」という順序を覚えればいいのです。

 実際、ふつうのトランプのジャックの次がクイーン、その次がキングだという順番は、多くの人が 11.12.13という数というよりも、そういう順番になっているだ、と理解しているのではないでしょうか。

 このように考えると、普通のトランプでは数の概念を作り上げることは難しいのです。全く無意味だとは言いませんが。

 数の概念ができた子どもたちは数で理解しながら、トランプ遊びをしていることは確かです。

 しかし、数の概念ができていない子どもは数の概念を使わなくてもトランプ遊びができるのです。

 それに比べると、タイルトランプの場合には数の概念を作り上げるのに有効です。数の概念ができないとこれで遊べないのです。

 リンゴ3のカードカードと、タイル3のカードがペアになるという時には、数を考えなければいけなくなります。

 リンゴ3とタイル3のカードを見てください。りんご3のカードは、皿と3個のリンゴの絵が描かれ、タイル3のカードはタイルが3個描かれているだけです。

 その間には色、形、大きさの共通点は全くありません。

 リンゴ3とタイル3の共通点といえば「さん」という数だけになります。

 それに算用数字の「3」がリンゴ3でペアにできるというときには、3の概念を「3」という文字で表すということを理解するようになるのです。

 「みっつ」あることを文字では「3」とあらわすだということを学ばなければ、対にすることはできません。

 そして、「さん」と呼ぶことが求められます。ぼくはついでに「三」という漢数字も入れましたが、大切なのは、「さん」という呼び名です。

 全くの具体物であるリンゴと、半抽象的なタイル、「3」という文字、そして「さん」という呼び名、これらは対応するんだという関係がきちんとしなければ、このカードで遊ぶことはできないのです。

 順番にしてもそうです。

 このカードは普通のカードに比べると手がかりがほとんどありません。

 タイルの場合には、何も描いていないカード(ぜろ)の次に、一つだけのタイルが出てきます。そのほかに手掛かりは何もありません。そして、その次に一つ増えて2個のタイルが出ます。

 1個の次に一つ増えたら2個、また1個増えた3個という順序を覚えなければいけないのです。

 だから普通のトランプで7並べをするよりも数の順序というのを理解しなければ、このタイルトランプで遊ぶことは難しいのです。

 以上、簡単に述べましたが、このトランプで遊ぶうちに、数の概念が自然にできあがってくると考えられます。ぜひ試してみてください。
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