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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

遺伝子・脳・言語

 サイエンスカフェということで,カフェで2人の科学者とお客さんが語り合ったものを本にしたもの。そういう意味では,あまり成功しているとは言えないとぼくは思う。
 なぜなら,それに参加したのは,教師などけっこう知的レベルが高く,自分の意見を持っている人。発言した人がそうかもしれない。それぞれに自分の立場があるものだからあっちに行ったり,こっちに来たりといった感じ。少しまとまりに欠けていると思う。
 それでも得るところはあった。以下●は引用。

●ですから,神様ほど無能なものはない,というのが僕の意見なんです。あるものをちょっと変えるだけで,神様だ,創造主だ,なんて言われるけれど,実は創造なんかしていない。実に単純なことを積み重ねて,その時その時,その場その場でやっつけ仕事をしている。

 (そうなんですね。まったく同感。神様を持ってくる必要はないのです)

● ホモサピエンスは全員ホモサピエンス語というものを持っている。これはアメリカ人でも日本人でも同じで,前にもお話ししたように「脳言語」といってもいいものが脳にある。

(スキナーとチョムスキーの言語に関する有名な論争というのがある。詳しくは知らないが基本的にはこの「脳言語」があるかないかということかと思う。これまでいくつかの本で,チョムスキーが論争に勝ったような書き方がほとんどだと思う。ただ,先日読んだ「行動分析学入門」ではスキナーの立場で言語が説明されていたので,スキナー側はまだ負けたとは思っていないのだろう。この本の酒井氏の著書に「言語の脳科学」があり,それに詳しく述べられているようだ。読んでみたい。) -



●(双子の兄弟の発言)中学生のころ,英語の個人塾に通っていたのですが,そこの先生が2人の答案を見て,同じ問題を間違えるのは,学習能力が同じだとか教え方が同じなのでまぁ良いけれど、間違っている場所まで同じというのは珍しい,と言ってました。

(間違えるところも同じ場合,ぼくはカンニングをしているのだろうと思ってしまいますね。でも双子でそこまで同じというのはおもしろい)

● 僕と弟の間にテレパシーはないと思います。

(これも双子の兄の発言。こういうのをマスコミはしっかり報道して欲しいです。いまはオカルト的な放送が多すぎる。その方が視聴率はあがるのだろうが,国民全員が非科学的になり,国自体がだめになるのではないかと危惧する)

● 女性科学者の最大の課題はいかに非論理的になれるかということです。

● デルブリュックという有名な先生が,科学書として成功するための秘訣を私に教えてくれたのです。それはlimited sloppiness 「限定的ないい加減さ」といいますか。これが重要だと。

(女性はまじめすぎるのでしょうね。だからある程度「いい加減」でなければいけない。沖縄の「テーゲー」がやはり必要なのか。沖縄の場合は「限定的」でなく,すべてにおいてそうだから,問題かも)


●実は(脳)細胞が減った方が利口になる可能性もあるんですね。悪い細胞があるためにバカなのかもしれませんから。

 (それが本当なら,年をとって脳細胞が減るのも気にならない。うまい話だ)

●学習したってことは何かを得たことだと思うかもしれないけれど,得たんじゃなくて余計なことをしなくなったんだということもある,というのがひとつの観点だと思います。

(だから,脳細胞が減っても大丈夫,ということなか)
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