FC2ブログ
セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

人間の大人を浮かばせる風船
 民商の集まりでの雑談です。

 Yassunoriさんが尋ねました。

 「安全な気体というのには何かな。水素はすぐ燃えるから危ないでしょう。酸素は物を燃やす働きがあるから、また危なよね」

 「窒素じゃないかな」と僕が答えました。

 そういう話しから始まって紆余曲折の末、Yassunoriさんが言いました。

 「笑われるかもしれないと思っていたから、はっきり言わなかったけど、、・・・」

 そして言いたかったのは、次のことです。まとめてみます。

 東日本大震災で多くの人が車に乗って逃げようとしたが、渋滞で波にのまれてしまった。
 だから車で逃げようと考えたらだめだ。
 そこで思いついたのが、風船に乗って逃げるということだ。

 かなり奇抜なアイデアです。常識にとらわれた僕には思いつかないことです。

 ただ、こういう常識にとらわれない奇抜なアイデアの方が、いい発明を産むのです。

 Yassunoriさんは工夫がとても好きで、上手なのです。

 「それならヘリウムがいいんじゃないかな」ということになりました。

 「そのヘリウムで風船をつくるとして、風船はどれぐらいの大きさになるのかな」

「どれぐらいだろうね」
 もちろん、だれも分かりません。

「ものすごく大きな風船になるんじゃないか」

 「計算してみよう」とを僕が言って、Yoshitakeさんに空気の密度をインターネットで調べてもらいました。

 Yoshitakeさんの家での集まりです。Yoshitakeさんのコンピューターが近くにあります。

 すると、空気の密度は
 密度(0℃ 1atm) 1.293 kg/m3
 だということがわかりました。

 実際には、それからヘリウムの密度を引かなければいけないのですが、おおよそでいいし、ヘリウムの重さは無視してもいいだろうと思ったので、それで計算を始めました。

 空気の重さは1立方メートルで1.293kg。
 60kgの体重の分はいくらになるのかを計算すれば、浮力が出ます。

 僕は田の字表を書きました。
1.293kg ・・ 60kg
1m3 ・・ xm3

 60÷1.293 をすればいいですね。

 そして、Yoshitakeさんに電卓で計算してもらいました。

 60÷1.293 = 46.40

 46.40m3 のヘリウムがあれば、60kgの人が浮かびます。

 そして、それが立方体として、1辺がいくらになるのかを計算してみました。

 3乗根の計算機はないので、おおよそでやりました。

 3の3乗は27。4の3乗は 64。3.5の3乗は、42.875

 おおよそ、3.5と考えていいでしょう。


ぼくが言いました。
「だいたい、1辺が3.5mの立方体の風船を考えればいいんじゃないかな」

 ぼくとYoshitakeさんが両手を広げて手をつなぎ、
「これより少し長いくらいかな」と言いました。

 Yasunoriさんは、
「おお、それほど大きくないね。これならなんとか作れる」
 と言っていました。

 さあ、どんなのができるのでしょう。

 集まりでの話は以上です。

 ここで計算機もあるので、もっと詳しくしてみます。
 
ヘリウムの密度は 0.1785 kg/m3

1.293 - 0.1785 =1.1145
60÷1.1145=53.84
53.84の3乗根=3.77
1辺3.77mの立方体になります。

集まりの場で出したのとそれほど変わりません。

 球で考えてみます。

 球の体積の公式は、4/3・π・r3です。(r:半径)

 方程式
 4/3・π・r3=53.84 を解くと、
 r=2.34

 半径2.34mの風船で60kgの人が浮くということになります。これには風船の皮の重さは含まれていません。(計算、あたっているかな)
関連記事
スポンサーサイト




Comment

 秘密にする

Track Back
TB*URL

Copyright © セルフ塾のブログ. all rights reserved.