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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

反動形成
 Mixiで相談を受けています。

 ある生徒に怒鳴られる、あちこちに「死ね」とを書かれる、大きな声で笑いものにされる、などです。

 はっきりはわかりませんが、僕の推測では、「反動形成」ではないかと思います。

 それで「反動形成」について説明します。まずは国語辞典から書き出します。

はんどう‐けいせい【反動形成】
心理学で、自我の防衛機制の一。抑圧された欲求と反対傾向の態度が強調して示されること。例えば、憎しみの感情に対抗して、反対の甘やかしが生じるなど。



 例えば、継母が継子を憎いと思います。
 でも、人を憎むことはいけないことだと思っています。
 だからその子を憎んでいる感情を抑え込みます。
その反動形成で、その子に必要以上に優しく接するのです。

 次は、逆のパターンです。
 小学生などによくあることです。
 男の子が同級生の女の子を好きになります。
好きだというのは恥ずかしいので、逆に、その子をいじめる、という行動に出てしまうのです。
 みなさんの身近な例にもありませんか。

 この相談の場合には、生徒が女性教師を好ましく思っているのではないでしょうか。
仲良くなりたいと思っているのではないでしょうか。
 でもその感情を恥ずかしいと思い、抑え込もうとします。
 その反動形成として、悪口を言ったり、意地悪をしたりする、という行動に出てしまうのです。

 さて、それに対してどうするかです。

 悪口を言ったりする行動は無視すべきです。
 それに対して叱ったりすると、その子の思うつぼです。
 悪口を言うと、その先生と関わりをもつことができるのですから、悪口を言うという行動は強化されます。

 無視するのはいいのですが、すべてにおいて無視するとどうなるか。

 この程度の悪い行動では関心を持ってくれないと、その子は思い、さらに意地悪の度合いを強めていきます。
 これでもか、これでもか、これだけ悪いことをすれば無視はできないだろう、という感じでエスカレートしてしまうのです。

 それで、悪い行動を無視するという一方で、悪くない行動を強化する、ということが求められます。

 いい行動である必要はありません。悪くない行動でいいのです。

 静かにすわっている。友達とにこやかに談笑している。授業を静かに聴いているなどなどです。
 当たり前の行動ですね。それでいいのです。

 そういう行動をしているときに、関心を示すのです。

 友達と談笑しているときには、一緒にそのなかに加わりましょう。
 静かにすわっているときには、「○○君、今日は何かいいことあった?」などと語りかけましょう。
 静かに授業を聞いている時には、視線を彼に向け、ほほえみ、ちゃんとやっているね、ということを目で伝えましょう。

 こういうことでいいのです。そういう、当たり前のことに関心をしめせば、
ぼくがこういうことをやっていれば関心を示してくれるんだ、ということが分かってくれます。
 そうすれば悪い行動はとらなくなるはずです。

次のページも参考にして下さい。

湿けたポテトチップの法則

両立しない行動を強化する
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