読谷中学の期末テストは明日までです。中学3年生のテスト範囲に、「現在完了の継続」が含まれています。
最近、僕は現在完了の have は「持っている」ということでかなり強調して教えるようにしています。
haveが単なる助動詞的なもの、形だけのものという説明をしている人も多いようです。
しかし、haveの、もともとの意味は「持っている」て、現在完了の時にも、それがそのまま変わらない、と思われるのです。
それから、過去分詞については、別のところで書きましたが、過去分詞というよりも受動分詞と呼んだ方が適切だと思われます。
受動態で用いられる、edがつくものは「過去分詞」と、ふつう言われます。
その場合の過去分詞には、過去の意味は全く含まれません。
現在であっても、過去分詞が使われます。未来においても過去分詞です。
過去分詞と言っても過去という意味は、全くないのです。
過去というよりも、「られる」という受動の意味が含まれているです。
だから、受動分詞という言い方が適切だと思われます。
ただ、現在完了において「受動」という意味で押し通すにはかなり無理があります。
形容詞的な働きをする分詞ではありますが、ある時には「過去」の意味も含まれるという感じでとらえた方が理解しやすいような場合があります。
現在完了の継続の一つ例をあげます。
I have lived here for three years.
「私はここに3年間ずっと住んでいる」
この場合のlivedは「住まれる」という訳にすると、どうもすっきりしません。
ここでは、「住んでいる状態」または「住んでいた状態」という意味でとらえます。
「私はここに3年間住んでい状態を持っています」という意味としてとらえるのです。
「住んでいた、そして現在もその状態を持っている」というのが基本的な意味だと思われるのです。
ほかの用法でもそうです。
現在完了には「経験」という用法があります。
I have seen lions.「私ライオンを見たことがある」というものです。
これは「過去に見たという状態を、現在も持っている」と考えた方がいいと思われます。
「結果」と呼ばれるものがあります。
I have lost my watch.「私は腕時計をなくした。そしてその結果、現在もっていない」
これは、「時計をなくしたという状態を現在も持っている」と考えるのです。そうすると、上の訳に結びつきます。
「完了」と呼ばれる用法について次に考えます。
I have done my homework.「私は宿題をやってしまった。完了した」というような訳になります。
これは「宿題を終わった状態を現在もっている」と考えます。
「宿題を終わった、それで現在そのものから解放されたという状況を現在もっている」と考えるのです。
このように基本的に「現在完了」というのは、「~した、または~している状態を現在もっている」と解釈します。
そうするとhave が生きてきます。
なお、「現在完了」というよりも「現在中心」といった方がいいと思っています。それについては別で書きました。
最近、僕は現在完了の have は「持っている」ということでかなり強調して教えるようにしています。
haveが単なる助動詞的なもの、形だけのものという説明をしている人も多いようです。
しかし、haveの、もともとの意味は「持っている」て、現在完了の時にも、それがそのまま変わらない、と思われるのです。
それから、過去分詞については、別のところで書きましたが、過去分詞というよりも受動分詞と呼んだ方が適切だと思われます。
受動態で用いられる、edがつくものは「過去分詞」と、ふつう言われます。
その場合の過去分詞には、過去の意味は全く含まれません。
現在であっても、過去分詞が使われます。未来においても過去分詞です。
過去分詞と言っても過去という意味は、全くないのです。
過去というよりも、「られる」という受動の意味が含まれているです。
だから、受動分詞という言い方が適切だと思われます。
ただ、現在完了において「受動」という意味で押し通すにはかなり無理があります。
形容詞的な働きをする分詞ではありますが、ある時には「過去」の意味も含まれるという感じでとらえた方が理解しやすいような場合があります。
現在完了の継続の一つ例をあげます。
I have lived here for three years.
「私はここに3年間ずっと住んでいる」
この場合のlivedは「住まれる」という訳にすると、どうもすっきりしません。
ここでは、「住んでいる状態」または「住んでいた状態」という意味でとらえます。
「私はここに3年間住んでい状態を持っています」という意味としてとらえるのです。
「住んでいた、そして現在もその状態を持っている」というのが基本的な意味だと思われるのです。
ほかの用法でもそうです。
現在完了には「経験」という用法があります。
I have seen lions.「私ライオンを見たことがある」というものです。
これは「過去に見たという状態を、現在も持っている」と考えた方がいいと思われます。
「結果」と呼ばれるものがあります。
I have lost my watch.「私は腕時計をなくした。そしてその結果、現在もっていない」
これは、「時計をなくしたという状態を現在も持っている」と考えるのです。そうすると、上の訳に結びつきます。
「完了」と呼ばれる用法について次に考えます。
I have done my homework.「私は宿題をやってしまった。完了した」というような訳になります。
これは「宿題を終わった状態を現在もっている」と考えます。
「宿題を終わった、それで現在そのものから解放されたという状況を現在もっている」と考えるのです。
このように基本的に「現在完了」というのは、「~した、または~している状態を現在もっている」と解釈します。
そうするとhave が生きてきます。
なお、「現在完了」というよりも「現在中心」といった方がいいと思っています。それについては別で書きました。
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