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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

「やませ」と「冷害」はどう違うか。「やませ」は風で「冷害」は災害
 中学1年生は地理を学習しています。そこで、「やませ」と「冷害」が出てきます。

 この2つは明らかに違う概念なのですが、混乱しているようです。

 「やませ」と「冷害」って同じことじゃないの、という質問があったのです。

 関連がとても深いので、いっしょに出てくるからでしょう。

 それで、きちんと説明しました。

 「やませ」というのは風です。冷害は災害のことです。

 ただ無関係というわけではありません。

 次の記述はヤフーの辞書からです。

やま‐せ【山背】
1 山を越えて吹いてくる風。フェーンの性質をもつ風。

2 夏季に北日本の太平洋側、特に三陸地方に吹く冷湿な北東風。オホーツク海高気圧から吹き出す風で、長く続くと冷害の原因となる。



れい‐がい【冷害】
夏季の異常低温や日照不足のために、稲などの農作物が実らない被害。特に、北日本に多い。《季 夏》



 冷たいところにある空気が東北地方などに流れてくる風が「やませ」です。冷たい風です。

 その冷たい風が吹くと、夏なのに寒くなります。稲などは、ある程度気温が高くならないと実らなくなり、米とならないのです。

 このように冷たいために起こる災害が、「冷害」です。

 「やませ」が原因となって、冷害を引き起こすのです。

 僕等沖縄に住んでいる者にとっては、冷害というのはどうもイメージしにくいものです。

 夏に気温が低くなるというのは、僕らにとってはうれしいことでしかありません。夏の暑さに苦しめられているからです。

 宮沢賢治の「アメニモマケズ」に、

サムサノナツハオロオロアルキ


という節がありますが、最初はなんのことなのかまったく理解できませんでした。

 僕もなかなかイメージしにくいのですが、夏に気温が上がらなければ稲が育ちにくいんだよ、だから冷害という災害になるんだ、というようなことを説明しました。

 とにかく、「やませ」というのは「風」のこと、「冷害」はそれによっておこる「災害」のことだ、ということを強調して教えました。


セルフ塾の社会わかる教え方

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