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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

セルフラーニングの長所と短所
 昨日は,Hくんのことを書きました。

 その中から,セルフラーニングの長所と短所が浮かび上がってきました。

 まずは長所

 なんといっても,その子にあった課題を与えることができる,ということです。
 Hくんは,漢字,英単語を覚えるということに関しては,かなり能力が劣ります。障害といってもいいでしょう。ぼくは,脳のその部分に傷がついているのではないかとさえ思っています。
 しかし,その他の能力は悪くありません。確かに,学校の成績は悪い方です。ただ,数学などを教えていたら理解力はあります。漢字ができないという決定的なハンディがあるので,学校のテストで点数がとれない,また教科書が読めないために授業の理解ができないということも考えられます。漢字の力は日本人として決定的なものだけに,それだけができないのか,その他の能力も劣るのか分けて考えるのが難しいです。

 まあ,とにかく漢字力はかなりおとり,その他はそれほどでもない。

 そういう生徒でもセルフラーニングでは,その子にあった課題を与えることができます。
 漢字は小学2年生のところから定着していないので,その練習を何度もする,ということが可能です。そして,数学はそれほど劣らないので彼の属する学年(中3のときには中3)の課題をさせることができます。
 一斉授業ではそうはいかないでしょう。みんなが国語の教科書を広げている中で小学2年の漢字の練習をするのは難しい。先生も対応が困難。

 漢字が小2だということで,小学2年に落第させるわけにもいかないでしょう。そうすると数学は中学のものでも理解できるのだから,数学の能力がもったいない。

 自慢になるかもしれませんが,ぼくはHくんがこの間セルフ塾で行った漢字の練習は彼の人生においてかなりおおきなプラスになると思っています。小学2年までしかできませんでしたが,それでも大きなステップだと思います。

 次に短所です。

 漢字が読めないと他の科目の学習ができないのです。
 一斉授業だと,先生の話を聴くことで知識を増すことができます。歴史の話は,先生の話で分かるようになります。こういうのも「耳学問」といっていいいのかな。

 しかし,ぼくの塾でのセルフラーニングは,読み中心です。説明を読んで問題を解いていきます。
 だから,漢字が読めないとなると学習がまったく進みません。
 Hくんは,社会の参考書をながめ,漢字を文字としてではなく,図形として認識し,それに推理を働かせて課題をこなしていったような感じです。それでもなんとかこなしていました。そこが彼のまじめさで,いいところです。
 また,「この字は何て読む」とよく来ました。漢字にふりがなをつけてあげたたこともありますが,きりがありません。邪険に扱ったこともあります。彼には悪いことをしていると思いながらも,他の生徒の指導もしないといけないので,どうしようもなかったのです。
 よく習いに来ました。だから,セルフラーニングではない部分が多かったです。

 Hくんに限らず,漢字は読めても読解力のない生徒はセルフラーニングは難しいです。読解力ない生徒はかなりいます。もちろん,できるだけやさしい理解しやすい文で説明しています。
 読解力のない子もセルフ塾での学習の中で徐々に読解力もつくことが多いのですが。

 このように,セルフラーニングには長所とともに短所もあることを考えさせられました。
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