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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

want,wish,expect,hope の違い
want(欲しい),wish(願望する),expect(期待する),hope(望む) は、よく似た単語です。

 その違いを「図解 英語基本語義辞典」を参考にして書いてみます。
図解 英語基本語義辞典

 まずはwantです。

want (動詞)欠いている、欲する
①完全ではなく、欠けてること
②欠落があれば、そこを補って満たしたくなるのが自然・・・・欲する



 長い間、水分をとらなければ、体内で水不足になり、水が欲しくなります。
 長い間食べなければ、食べ物が体内から欠けるので食べモノが欲しくなります。

 このように欠けていることを、埋めようとするとwant(欲する)ということでしょう。

 願望を表わす動詞wishと比較してみると、
 want とは対象が入手可能であるかどうかという条件を全く考慮せず、ないから欲しいと思う場合で、

 wish は対象を入手できる条件が少ないが、できればほしいと思う場合に用いる。

 したがって、want の場合は、欲求がストレートに出るが、wish の場合は控えめである。



 つまり、want の場合には,欲求があるから欲しい、とにかく欲しいのだ、というのが前面に出るということでしょう。

 つぎにwish の項に行きます。

 wish (動詞) ・・・であったらと願う。・・・したい
①実現の可能性のないもの、あるいは非常に低いものを願望をすること。《かなわぬ願望》



 そこに図があり、頭のはげた人が描かれていて、髪の毛があったらいいのに、と思っている状態です。

 このように可能性がない、あるいはかなり低い時にwish を使うのです。
 また、「空を飛びたい」ということを願う時なのでしょう。
 人間が空を飛ぶということは不可能です。でも、鳥のように飛びたいと思いますね。そういうときは、wish を使うのです。

つぎにexpect に行きます

expect (動詞)予期する
ある事柄が起こることを高い確率で想定、予測すること。対象の内容は文脈によって、プラスイメージ、中立イメージ、マイナスイメージのどれにもなりうる。



 例文和訳に「この先多少の揺れがありますので、シートベルトを締めてください」があります。

 運転手はその道を何度も通っているので、揺れることを知っているのですね。揺れをexpectするのです。そのように、根拠がしっかりしているときに、expectを用いるということです。

 expect は「期待する」とぼくは覚えていますが、根拠がかなりしっかりしているときに使うのですね。

類義語として、hope が載っています。

hope 「望む」の意で類似。事柄が実際におこることを期待するが、その根拠が十分でないときにもちいる。


wish が可能性がゼロかかなり低いときに用いるのですが、hope は可能性は高い。
しかし、expectのようなその実現の根拠ははっきりしないのですね。

「Eゲイト英和辞典」には、のwishの項目に次のようなあります。まとめとして載せておきます。

want (欠けているものが)(必要で)欲しい

hope(他者に働きかけずに自ら)(実現が期待できることを)望む

wish (実現の可能性が低いこと、または不可能なことを)望む。願う



 「パリに行く」ということで、それらの単語の使い方を考えてみました。

旅行会社に、パリ旅行を申し込み、お金も振り込んだ。出発は1週間後。
 そういうときには
「パリに行くことをexpectする」ですね。

 毎月一定額の貯金をしていくと、何とか1年後には、パリに行けるかもしれない。貯金する余裕はある。そういうときは
「パリに行くことをhopeする」

毎日の生活は大変で、貯金する余裕などまったくない。そんな生活だからこそパリ行きを夢見る。
「パリに行くことをwishする」

お金や時間のことは考えたことはない。しかし周りの友人たちはパリに行って楽しかったという。満たされない。とにかく行きたい。
「パリに行くことをwantする」





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