強化の具体例をみてみます。これは,幼児を育てているお母さんにぜひ読んでもらいたいものです。
子どものかんしゃく行動です。
子どもが,何か欲しいときに泣き叫び,床に寝ころび手足をばたばたさせる,あの行動です。
それをスーパーなどでやられるとたまりませんね。子どもは人がいようが,ところかまわずはじめます。
「あのお菓子買って」
「だめよ。」
「買って」
「だ~め」
「買って」
「だめ」
そのうち泣き出します。
「泣いてもだめよ」
「わ~ん!わ~ん!」
「だめ。お母さん怒るからね」
「わ~ん!わ~ん!」「わ~ん!わ~ん!」だんだん大きくなる。
「泣くのをやめなさい。」
「わ~ん!わ~ん!」「わ~ん!わ~ん!」床に寝ころんで,手足をばたばたさせます。
「分かった。買ってあげるから,立ちなさい。恥ずかしいじゃないの。きょうは買ってあげるけど,次はこんなことしたらだめだよ。約束できたら買ってあげる」
「うん,次からしないよ」
子どもの勝利です。
どうですか。「強化」ということが分かったら,この「かんしゃく行動」が強化されたことが分かりますね。
約束なんか,へのかっぱ。絶対に守りません。
さて,ここで注意。お母さんも強化されたのが分かりますか。
子どものかんしゃく行動 → 買ってあげる → かんしゃくがおさまる
お母さんの買ってあげる,という行動が,こどものかんしゃくがおさまるということで強化されたのです。
だから,お母さんも買ってあげるという行動がその後も続くことになります。
では,このようなかんしゃく行動への対処方法も書いておきます。
無視するのです。交渉はしない。
スーパーだったら,さっさと自分の買い物を切り上げ,レジに行き,スーパーから出ていきます。そこまでできなくても,少なくとも子どもに見えないところまで子どもからはなれます。子どもはお母さんがいるからかんしゃくを起こすのです。お母さんへの訴えですから。
家でかんしゃく行動が起こったら,お母さんは子どもを家に残して家から出ていきましょう。少なくともその部屋から出ていきます。
子どものかんしゃく行動です。
子どもが,何か欲しいときに泣き叫び,床に寝ころび手足をばたばたさせる,あの行動です。
それをスーパーなどでやられるとたまりませんね。子どもは人がいようが,ところかまわずはじめます。
「あのお菓子買って」
「だめよ。」
「買って」
「だ~め」
「買って」
「だめ」
そのうち泣き出します。
「泣いてもだめよ」
「わ~ん!わ~ん!」
「だめ。お母さん怒るからね」
「わ~ん!わ~ん!」「わ~ん!わ~ん!」だんだん大きくなる。
「泣くのをやめなさい。」
「わ~ん!わ~ん!」「わ~ん!わ~ん!」床に寝ころんで,手足をばたばたさせます。
「分かった。買ってあげるから,立ちなさい。恥ずかしいじゃないの。きょうは買ってあげるけど,次はこんなことしたらだめだよ。約束できたら買ってあげる」
「うん,次からしないよ」
子どもの勝利です。
どうですか。「強化」ということが分かったら,この「かんしゃく行動」が強化されたことが分かりますね。
約束なんか,へのかっぱ。絶対に守りません。
さて,ここで注意。お母さんも強化されたのが分かりますか。
子どものかんしゃく行動 → 買ってあげる → かんしゃくがおさまる
お母さんの買ってあげる,という行動が,こどものかんしゃくがおさまるということで強化されたのです。
だから,お母さんも買ってあげるという行動がその後も続くことになります。
では,このようなかんしゃく行動への対処方法も書いておきます。
無視するのです。交渉はしない。
スーパーだったら,さっさと自分の買い物を切り上げ,レジに行き,スーパーから出ていきます。そこまでできなくても,少なくとも子どもに見えないところまで子どもからはなれます。子どもはお母さんがいるからかんしゃくを起こすのです。お母さんへの訴えですから。
家でかんしゃく行動が起こったら,お母さんは子どもを家に残して家から出ていきましょう。少なくともその部屋から出ていきます。
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