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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

濃度の異なる酸性、アルカリ性水溶液の混合液。男子校と女子で理解。
高校受験生に、「平成14年度沖縄県県立高校入試問題」の理科の問題をさせました。

 そこに次のような問題があります。

 ある濃度の水酸化ナトリウム水溶液を完全に中和する塩酸A,Bのそれぞれの体積を調べた。
右の図はその結果である。(グラフが描かれていますが、それからは水酸化ナトリウム水溶液15cm²に対して塩素Aは20cm³で中和すること、また同じく水酸化ナトリウム水溶液15cm³で、酸素Bは 10cm³で中和することが読み取れます。)

 これらの水溶液を使用してa~dのような4種類の混合液をつくった。

混合液aは水酸化ナトリウム水溶液15cm³に対し、塩酸A15cm³

混合液bは水酸化ナトリウム水溶液15cm³に対し、塩酸A20cm³

混合液cは水酸化ナトリウム水溶液15cm³に対し、塩酸B10cm³

混合液dは水酸化ナトリウム水溶液15cm³に対し、塩酸B15cm³


といったもんです。

中学生にとっては、かなり面倒な問題です。

 これを生徒にどのように理解させたらいいものか。そこでいろいろ思案して、次のようなたとえを考え出しました。

 ある男子校があります。もちろんすべて男子です。1クラス40人です。

 それに対し、女子校があります。専門コースがあり、Aコースは、1クラス30人です。
 Bコースは、1クラス60人です。

 男子は、水酸化ナトリウムに対応し、女子は塩酸に対応します。

 まず、混合液a(水酸化ナトリウム水溶液 15cm³、塩酸A15cm³ )を考えます。

 男子校3クラスと女子校Aコースの3クラスがフォークダンスをしようとしています。どうなるでしょう。絵をみてください。次の図は、1人の顔が10人をあらわしています。
 男子が余ってしまいますね。

chuwaa.jpg

つまり混合液aでは水酸化ナトリウムの方が多いということです。だからアルカリ性になります。


次は混合液bです。
混合液bは水酸化ナトリウム水溶液 15cm³、塩酸A20cm³

男子校の 3クラスと女子校Aコースの4クラスが一緒になりました。どうなるでしょうか。

chuwab.jpg

 どちらも同じ人数なので、ぴったりです。これは中性をあらわします。



次は混合液cです。
混合液c(水酸化ナトリウム水溶液15cm³、塩酸B10cm³ )

男子校3クラス。女子校Bコースが2クラスです。Bコースは1クラス60人です。

chuwac.jpg

 どうなりますか。これも人数がぴったりです。これも中性をあらわします。

最後に混合液dです。
混合液d(水酸化ナトリウム水溶液15cm³、塩酸B15cm³ )

男子校3クラス。女子校Bコースが同じく3クラスです。
絵をみてください。どうなりますか。

chuwad.jpg

 今度は女子の方が多すぎます。女子は塩酸をあらわしているので、塩酸が多いのです。だから酸性ということになります。

 そのあとに小問題が続きますが、これは省略いたします。生徒たちもイメージはできたようです。
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