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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

要求水準を下げてプラス強化子
 マイナス強化子のつもりで与えたのに,逆にプラス強化子としてはたらくことがあるのですね。
 では,なぜある子には「こんなことをしたらダメ」というのがマイナス強化子として働くのに,別の子にはプラス強化子として働くのでしょうか。

 プラス強化子として,親や教師の関心を勝ち得ている子は,軽い注意でもマイナス強化子として働きます。

 別のトピで次のようなことを書きました。

 カウンセリング用語に「ラポート」というのがあります。カウンセラーとクライエントとの心と心が通じ合った状態、信頼関係が成立することを言います。

 お互いを信頼し,心が通じ合うようなラポートができることは,教える,教えられる関係においてももっとも大切なことで,初めのころはそれを心がけるように,ぼくもしています。ラポートがとれていないときに,叱ってもなかなか相手の心には通じないですね。

 行動分析では「ラポート」などという用語は使いません。でも,それは十分にプラス強化子を与えた状態だと思えばいいです。

 「九つほめて一叱る」だったかな,まあそのような言葉がありますね。基本はプラス強化子におかなければいけないのです。そうしなければマイナス強化子は十分に働かない。

 「でも,この子は悪いことばかりするので,ほめるところはないのです」という言葉も聞こえてきそうです。

 要求水準を極端にさげればいいのです。先日読んだばかりの本「詭弁論理学」に次のような話が載っていました。

 政策攻撃から首相の個人攻撃に移った野党の追及の仮借なさに,母性本能を刺激された(?)某女流作家が,次のような趣旨の発言をしたことがある。
「あの人を極悪人のようにいうのはどうかと思います。何かよいところもあるはずで,たとえば,毎朝歯をみがくかもしれない」

 まあ,首相が毎朝歯をみがくというところまで要求水準を下げて,いいところもあるじゃない,などとするのはどうかと思いますが,子どもの教育においては要求水準を下げて下げて,プラス強化子を使えるようにするというのも大切なことです。
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