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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

我が体を自由にするがもうけなり
BS歴史館 夢と野望のクリエーター1「平賀源内 江戸の最先端を突っ走れ」
を見ました。

チャンネル:BSプレミアム
放送日: 2012年5月18日(金)
放送時間:午前8:00~午前9:00(60分)
ジャンル: ドキュメンタリー/教養 > 歴史・紀行

250年前、江戸に現代人顔負けの天才クリエイターがいた!?その名は平賀源内。発明家にして画家、コピーライターにして人気作家!そのマルチな才能の秘密を徹底検証!



 その中に、彼の「放屁論」にある次の言葉が紹介されていました。

浪人の心易さは、一箪のぶっ掛け、一瓢の小半酒(こなから)、恒(つね)の産なき代わりには、主人という贅(むだ)もなく、知行という飯粒が足の裏にひっ付かず、行きたい所を駆けめぐり、否(いや)なところは茶にして仕舞ふ。せめては一生我が体を自由にするがもうけなり



 どこかに現代語訳がないかさがしてみたのですが、見つかりません。
 それで、古文の苦手なぼくが懸命に訳したのが次です。間違いがあったらご指導ください。

浪人の気楽さは、
1杯の汁かけご飯、ひょうたんに入ったわずかの酒(で暮らし)、
定期的な収入もない代わりに
主人という面倒なものもなく
給料という飯粒が足の裏にひっつかないで
行きたい所を駆けめぐって、
いやなことは茶化してやらないでいる
せめて一生、自分の体を自由にしているのがもうけである



 僕は、機会があるごとに、塾の子どもたちに次のように話します。

 できるだけ自分の好きなことを見つけ、そして自分の好きなことをして収入を得て、生活ができるようにした方がいいよ。
 給料がいいとか、収入が安定しているとかで、自分の嫌いなことをするのは、僕は好きではない。

 給料は安くても、その働いている時間が自分の好きなことであれば、その時間を買っているようなものだからね。

 実際、僕自身そうしてきたつもりです。

 大学を卒業し、一時期福祉施設に勤めていました。障害者、障害児の生活指導員、児童指導員などをやっていたのです。

 沖縄県立の施設で、待遇としては準公務員です。だから給料も悪くなく、安定していたと思います。
 そういうことに頓着しないものですから、いくらもらっていたのか全く覚えていません。

 仕事はそれなりにやりがいのあるものでした。だけど、もっと自分の好きな、もっと自分の自由にできる仕事をやりたいと思いました。

 それで、その仕事を辞めて、自分で保育園を始めたのです。そしてその後、学習塾を始め、現在に至っています。

 僕は、それでよかったと思っています。
 前の仕事に比べると、収入は減ったのでしょう。

 でも、そんなに苦しい生活をおくったわけではありません。

 それなりに生活をして、自分の好きなことを、自分で考えながら自由に働いてきました。
 あと何年生きるか知りませんが、これまで、まあまあいい人生だったと思っています。

 平賀源内ほど自由だったわけではないでしょうが、
「自由にするがもうけなり」
という言葉に共感いたします。

一箪の食、一瓢の飲

―― 子曰く、賢なるかな回や。一箪の食、一瓢の飲、陋巷に在り。

孔子が言うには、賢人だな、回は。竹籠の飯ひともり、瓢箪の水いっぱい、それっきりしかなくて、しかも路地裏住いだ。

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