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「生きがいの創造」の退行催眠批判
 「生きがいの創造」という本が、かなり読まれているようです。

 この本によると「われわれの本質(魂)は不死の存在であり、肉体は死んでも、ほとんど間違いなく、また人間に生まれてくる」そうです。

 僕に言わせれば、全く非科学的な主張です。

 それを少しずつ批判していきたいと思います。

 「生きがいの創造」では、先の主張の根拠として、「退行催眠」という手法によって、過去の記憶を読みかえらせ、過去生(前世をふくむこれまでのすべての人生)を語ることができたからだとのべています。

 「退行催眠」についてですが、アメリカで次のようなことがありました。

 アメリカで、子供が親に性的虐待を受けたということで訴訟が起こります。

 催眠によって、親に性的虐待を受けた記憶がよみがえってきたからです。

 それが裁判で争われました。

 結局、催眠によってよみがえった記憶は間違いだったということになったのです。

 それ以後は、催眠の記憶による裁判は起こらないようになっているとのことです。

 つまり、催眠によってよみがえった記憶は間違いの可能性がかなり高いのです。

虚偽記憶

虚偽記憶(きょぎきおく、英: False Memory)とは、誤った催眠療法の誘導によって捏造された、実際には起っていない筈の出来事に関する記憶(エピソード記憶)のこと。斎藤学は「過誤記憶」と訳している。

 エリザベス・ロフタスは記憶が操作される可能性を司法の場で指摘した。彼女は「ショッピングモールの迷子」という実験において、まず家族の証言による実際の過去の記録3つに「ショッピングモールにおいて迷子になった」という嘘の記録1つを混ぜることで、4分の1の被験者に対してその嘘の記憶を埋め込むことに成功したことを示し、人間の記憶の不確かさを指摘した。

 1997年にはカウンセラーが催眠により性的虐待の記憶を呼び戻す治療法(すなわち、すべての記憶を取り戻さなくては健康は回復できないという考え)はアメリカ心理学会ではほとんど支持を失った。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 僕は催眠そのものを否定するつもりはありません。

 催眠も実際におこるものです。

 しかし、それによって導かれた記憶が偽りだということが十分にあるということです。

だから、この「生きがいの創造」のよりどころとしている退行催眠による過去生ことというのは、信頼できるものではないのです。

「生きがいの創造」の退行催眠批判 (06/10)


生きがいの創造、「『死後生仮説』の優位性」批判 (06/11)


「生きがいの創造」の「すべて自分の責任」批判 (06/13)


生きがいの創造を進化論 (06/14)


「生きがいの創造」、真理を認識することと幸せ感 (06/16)


「生きがいの創造」批判・・・記憶はウソをつく
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