中学1年では断層について学びます。
啓林館の教科書には出てこないのですが、断層において上盤(うわばん)と下盤(したばん)というのがあります。
そして、次のような図がよく出てきます。

これを見ると、この図は間違えているのではないか、と思ってしまいます。下盤の方が上の方にあり、上盤の方が下の方に位置しているからです。
でも、これで間違えているわけではありません。
上盤なのか下盤なのかというのは、断層面に対して、上なのか下なのか、ということなのです。
全体的に見るのではなく、断層面のまわりだけを見て決めるのです。
断層面は斜めになることがあります。
その時にその断層面の上側の盤が上盤で下の方が下盤なのです。

このあたりはきちんと理解しないと間違えてしまいます。
さて、断層には正断層と逆断層があります。
この正断層というのは、上盤がずれ落ちる断層です。
それに対して逆断層とは上盤が押し上げられていくのです。
「セルフ塾のブログ」の記事の中から、中学理科(地学)に関するものを集め
『セルフ塾の中学理科(地学編)わかる教え方』として、 Kindle ストアから出版いたしました。
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これを見ると、この図は間違えているのではないか、と思ってしまいます。下盤の方が上の方にあり、上盤の方が下の方に位置しているからです。
でも、これで間違えているわけではありません。
上盤なのか下盤なのかというのは、断層面に対して、上なのか下なのか、ということなのです。
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その時にその断層面の上側の盤が上盤で下の方が下盤なのです。

このあたりはきちんと理解しないと間違えてしまいます。
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