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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

なぜ、正断層?なぜ、逆断層?

 前の記事「正断層と逆断層のちがい
で書きましたが、

 上盤がずり落ちるのが正断層、
 上盤がずり上がるのが逆断層です。



 でも、なぜ、上盤がずり落ちるのが正断層で、上盤がずり上がるのが逆断層なのでしょうか。

 その逆でもよさそうです。

 それで、ネットで調べてみました。

yahoo知恵袋 に次のような回答がありました。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1329682393

なぜ「正」断層というかというと、ふつう、上の地層は重力的にいえばずれ落ちますよね(余計なことは考えず単純に考えてください)。

ようは上の地層のずれる動きは重力に逆らっていないから「正」。

一方、逆断層は、上の地層が上にずれます。つまり重力に逆らった方向に動くわけです。だから「逆」。

とにかく上の地層がどっちに動くかです。

昔先生にそう教えてもらいました。こういう説明の仕方で合ってるかわからないんですが。



 なるほど、と思いました。
 でも、もっと調べてみました。

 次は、東京大学地震研究所のサイトにありました。

http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/filmnc06/qa100.html



なぜ、「正」と「逆」という言葉がついたのでしょう。

反対でも良いような気がします。

正断層とは英語ではnormal fault(つまり「普通の」断層)と呼ばれていて、その逆の動きを示すものをreverse fault(逆の断層)と呼んでいます。

これは地質学が最初に発達したヨーロッパでは正断層が多く見つかったため、

これを「普通」だとしたようです。

日本では正断層よりは逆断層が多いので、日本で地質学が発達したら正逆が反対になっていたかもしれません。




 知恵袋とはまったくちがう説明です。

 知恵袋の回答者は専門家ではないようですし、権威的にいえば、東京大学地震研究所の方が上ですね。

 知恵袋の回答はこじつけかもしれません。

 ただ、こじつけであったにしろ、知恵袋の回答の方がおもしろいです。

 東京大学地震研究所の説明は、たまたまヨーロッパで多かったから正断層になったというだけ。おもしろくないですね。

 でも、たぶん東京大学地震研究所の方が正しいのでしょうね。



「セルフ塾のブログ」の記事の中から、中学理科(地学)に関するものを集め
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