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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

消去
 「消去」

 プラス強化子で強化してある行動がよく起こるようになったとします。ある時を境に強化子を与えないようにすると,行動は少なくなりなくなってしまいます。このようなことを「消去」といいます。

 「金の切れ目が縁の切れ目」といいますね。お金を与えている間はいい顔をするけど,お金がなくなったら顔も見せてくれない。お金で強化していたのが,お金がなくなったので強化できなくなり,いい顔をするという行動が消去されたのですね。

 問題行動があり,それを強化している強化子が特定できたら,それを取り除くことにより,問題行動を少なくする,消去することができます。

 授業中に先生をからかう。先生がはずかしがる。この「はずかしがる」という行動が強化子だとしたら「はずかしがる」ことをやめればいいのです。

 ただ,注意しなければならないのは,プラス強化子がでなくなった直後は,その行動が一時的に急激に増えるのです。

 自動販売機を考えてみましょう。お金を入れる,ボタンを押すという行動をして後,ジュース(プラス強化子)が出てくる。
 しかし,お金を入れボタンを押してもジュースが出てこないときにぼくらはどうするでしょうか。ボタンをカチカチ何度も押す。おつりのレバーを何度も回す。ジュースでもいいし,お金でもいいからなんとか出てこないかいろいろする。自動販売機を蹴飛ばす。これまで得られていたのが得られなくなったので,何とかしようとしますね。

 先生をからかっても先生がはずかしがらなければ,その子のからかうという行動は急激に多くなります。これでもか,これでもかと。そこでがまんできるかですね。それができれば消去の道に進みます。
 しかし,できなければもっと悪化します。なぜかはまた別のことを学習しなければならないのでそのときに。

 さて,行動分析への批判に次のようなのがあります。

 サルの実験です。サルにパズル(知恵の輪のようなもの)を与える。するとサルは一所懸命にパズルに挑戦するのです。サルにも知的好奇心(内発的動機付け)があるということです。
 さて,サルがパズルを解けたときに,ほうびとして餌を与えるのです。強化ですね。すると,サルのパズル解き行動が急激に多くなる。
 しかし,ある日パズルが解けても餌を与えないようにします。すると,パズル解き行動が少なくなります。そして,最初のころ,つまり餌で強化する以前よりもパズルをしなくなり,まったくしなくなるのです。だから,外発的動機付けで勉強をさせようとするのはいけない,というのです。

 確かにそうですね。それへの反論もあとでします。
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