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セルフ塾は閉めましたが、そのままの名前でブログを続けます。独学,独習。教わるより,学ぶを重視。 セルフラーニングの方法,英語,数学などの情報を発信するつもりです。

泥臭い学習を毎日続ける
 お孫さんの学習指導をしているKさんから、メールをいただきました。
 同じように悩んでいる方が少なくないと思います。このブログで回答することにしました。

 次が、Kさんからのメールです。


来年は中学生ですが、このままでは心配です。具体的に持続させる方法や記憶を持続させるにはどうしたらいいのか分かりません。その時はできても学年の最終テストでは×をとるのです。消去しては次を記憶するのだろうかと思うと、学習障害ではと不安になります。先生の沢山の経験で是非このやり方でやってみたらとお思いになられる方法がありましたら、ご指導お願いしたいと思います。

 おかげさまで計算はだいぶん出来るようになりました。文章に置き換えられるとどの方法を用いるのかさっぱりみたいです。泣きたいです。

よろしくお願い致します。


 Kさんの泣きたい気持、ぼくはよくわかります。僕も自分の無力さを感じ、何度も泣きたい気持になったものです。

 これまで 25年間、塾で子どもたちを指導してきました。その経験をもとに、僕が書けることを3回に分けて書こうと思っています。

 まずは、心構えのようなことを書きます。

 ありふれた言葉ですが、「継続は力なり」です。

 今朝の新聞に、iPS細胞でノーベル医学生理学賞を受賞した、山中伸弥教授の一問一答が載っていました。
 その中に

 泥臭い研究なしで、魔法のように作製期間が10分の1になるということはない


 という言葉がありました。

 学習においてもそうです。毎日の、泥臭い一つ一つの積み重ねの学習なしには、成績のアップはあり得ません。

 毎日の積み重ねは、目には見えなくても、確実に力になっています。それは確信してもらいたいです。

 山中教授は、NHKクローズアップ現代で、
暗闇の中でバットを振るようなものだった、
と語っていました。

 暗闇の中ですから目が見えません。ボールがどこを飛んでくるかわからないのです。そのような中でバットを振っても、いつバットにボールがあたるか全くわからないものです。

 それに比べると、毎日の学習は確実に力になります。それを信じて、泥臭い学習を毎日続けることが大切です。

 生徒を指導していると、また同じ間違いをしている、さっき教えたばかりではないか、と思うことがたびたびです。

 でも、子どもたちは間違いたくて間違えているわけではありません。
「教えたばかりではないか」というのは禁句(それを言っちゃおしめえよ」なのです。ぼくは何度どの言葉を飲み込んだことでしょう。

 子どもたちが出来ないのを、子どもの責任にしては、何も進みません。

 この子がわかるためにはどのように教えたらいいのだろうか、とこちらが工夫する必要があるのです。

 前に、理解力の低い生徒は厳しい先生、ということを書きました。
 その子がわかるために、こちらの指導力を高めるということが大切なのであり、これだけもできないのかと、子どもをしかってもしようのないことなのです。

 子どもが、ここのところが理解できないという、具体的な問題がありましたが、連絡ください。僕ならこう教えます、ということで、一緒に考えてみたいと思います。

 今日のことをまとめます。
毎日の、泥臭い学習は確実に力になっているということに確信を持つ。
 子どもができない場合は、指導する方が工夫をするという姿勢が大切だ。

 以上、心構えについて書きました。
 明日は、理解力の優れた子と劣る子では学習の戦略が違うことについて書きます。
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